仕事帰りに1時間だけ配達したら、月にいくら稼げるのか。週末に昼と夜を使えば、月5万円を目指せるのか。生活を支える本業にするなら、どのくらいの稼働が必要なのか。

フードデリバリーの収入を考えるとき、平均時給に働ける時間を掛ければ、おおよその金額は出せます。しかし、実際に配達してみると、同じ1時間でも、時間帯・サービス・クエストの条件によって売上は大きく変わりました。

私は会社員としての仕事を終えた2026年8月から、さいたま市の大宮エリアを中心に、自転車でUber Eats・出前館・ロケットナウの配達を記録しています。2026年9月6日までに、8月17日から集計している大宮でのUber Eatsは170件・109,847円になりました。

この記事では、その実績を基に、「使える時間から月間売上を考える方法」と「目標金額から必要な稼働時間を逆算する方法」を整理します。

副業なら、退勤後に1時間なのか、まとまって2〜3時間取れるのか。本業なら、昼夜のピークを何日確保できるのか。まず自分の生活で実際に配達できる時間を確認し、その条件に合うサービスと稼働方法を選んでいきます。

これからUber Eatsの配達を始めたい人は、先に配達パートナー登録を済ませておくと、自分の地域で表示される案件やクエストを確認できるようになります。

※登録条件や報酬、キャンペーンの内容は時期・地域によって異なります。最新情報はリンク先でご確認ください。

目次 [ close ]
  1. シミュレーションに使う配達実績と計算条件
    1. 基準は大宮エリアでの自転車配達
    2. 「退勤後に空いている時間」と「配達できる時間」を分ける
    3. 会社員は就業規則と移動中の補償を確認してから始める
    4. 1時間だけの稼働と、まとまった2〜3時間では狙える報酬が違う
    5. 1時間しか取れない日も、出前館の平均単価だけでは選ばない
    6. 月間売上と、経費を引いた金額を分けて試算する
  2. 副業で月5万円を目指すシミュレーション
    1. 1時間3件・2時間6件・3時間9件を達成した場合で比較
    2. 全て3件スタートなら、2時間を週4回で月約5万2,000円
    3. 半分が6件スタートなら、1時間稼働だけが大きく不利になる
    4. 週20件で1,820円の日跨ぎクエストを達成できる場合
    5. 仕事帰りに1時間だけでは、平日5日でも月5万円へ届きにくい
    6. 2時間を週4日が、副業月5万円の現実的な中心モデル
    7. 3時間を週3日なら月6万円前後だが、9件完走が条件
  3. 出前館の平均単価で計算するとどうなるか
  4. フードデリバリーを本業にすると月いくら必要か
    1. Uber Eatsの実績平均では1時間あたり約1,697円
    2. 実績平均には高額クエストの日も含まれる
    3. 売上30万円と手取り30万円は違う
  5. 副業と本業でおすすめする稼働時間
  6. フードデリバリー月収シミュレーションの結論
  7. よくある質問
    1. フードデリバリーの副業で月5万円は可能ですか?
    2. 仕事帰りに1時間だけでも稼げますか?
    3. Uber Eatsと出前館はどちらが副業向きですか?
    4. フードデリバリーを本業にすると月20万円に何時間必要ですか?
    5. 売上はそのまま手取りになりますか?
  8. フードデリバリー配達の実体験・攻略をもっと深く読む

シミュレーションに使う配達実績と計算条件

基準は大宮エリアでの自転車配達

計算の基になるのは、私が大宮エリアを拠点として行った自転車配達の実績です。

Uber Eatsの日記と、複数サービスを比較する総合記録では、集計の開始日が異なります。Uber Eatsの記録は2026年9月6日、総合記録は9月8日時点の数字です。

記録対象期間配達件数売上合計この試算での役割
大宮でのUber Eats配達日記8月17日〜9月6日170件109,847円オンライン時間と件数・売上の関係を確認する
大宮のフードデリバリー総合記録8月24日〜9月8日114件70,982円サービス別の基本報酬・上乗せ報酬を比較する

※2つの記録には同じ配達が含まれるため、件数や売上を足し合わせることはできません。N-VANに自転車を積んで鴻巣などへ移動した出張稼働も、この表からは除いています。

Uber Eats170件のオンライン時間は64時間44分で、売上を割ると1時間あたり約1,697円でした。ただし、この平均にはクエストやチップなどが含まれます。仕事帰りに毎回1時間だけ配達する人が、同じ条件の報酬を受け取れるとは限りません。

各日の時間帯や案件、クエストの内訳はUber Eatsの大宮自転車配達日記に、サービス別の累計は大宮のフードデリバリー総合記録に掲載しています。

「退勤後に空いている時間」と「配達できる時間」を分ける

副業の場合、最初に確認したいのは、退勤してから何時間空いているかだけではありません。そのうち、実際に配達へ使える時間がどのくらい残るかです。

職場を出てすぐ自転車で始められる人と、一度帰宅してから自転車を準備する人では、同じ2時間でも配達できる時間が変わります。

稼働の始め方時間を見積もるときに確認すること
自転車通勤で、職場付近から始める配達バッグなどを準備できるか、職場付近に受け取り先があるか、最後の配達先から帰宅にどのくらいかかるか
帰宅してから自分の自転車で始める帰宅・着替え・準備の後に何時間残るか、開始時刻が昼夜のピークやクエストの対象時間に間に合うか
職場付近でレンタルサイクルを使う配達利用が認められたサービスか、借りる場所までの移動と手続き、返却場所・営業時間・料金を含めて成立するか

たとえば、退勤後に自由に使える時間が2時間あっても、帰宅と準備に40分、配達を終えて戻る時間に20分を見込むなら、配達へ割り当てられるのは1時間です。

また、終了直前に受けた案件は予定時刻までに終わるとは限りません。帰宅の締め切りがある日は、最後の配達と帰路に余裕を残して計画します。

アプリ上の売上時給はオンライン時間から算出しますが、生活の中で続けられるかを判断するときは、準備・移動・返却まで含めた所要時間で考える必要があります。

会社員は就業規則と移動中の補償を確認してから始める

会社員がフードデリバリーを副業にする場合は、売上を計算する前に勤務先の就業規則を確認します。

厚生労働省の「副業・兼業の促進に関するガイドライン」は、副業・兼業を原則として認める方向で検討することが適当としています。一方、実際の勤務先が届出制や許可制を定めている場合は、その手続きを済ませる必要があります。

副業を隠したまま事故や本業への支障が発生すると、配達そのものだけでなく、会社への届出や説明の問題まで重なります。少なくとも、就業規則の確認と必要な申請を行い、勤務先へ説明できる状態で始めることが前提です。

移動経路も確認が必要です。厚生労働省は、通勤災害における「通勤」として、住居と就業場所の往復だけでなく、就業場所から別の就業場所への移動も挙げています。ただし、フードデリバリー配達パートナーは一般的に個人事業主として稼働するため、会社から配達エリアへ向かう移動が、そのまま会社員としての通勤災害に該当するとは限りません。

自転車を使う貨物運送事業者は、労災保険の特別加入制度の対象です。勤務先の労災、配達サービスが用意する保険、個人で加入する保険、労災保険の特別加入では対象となる場面が異なります。

始め方移動と補償を考える際の注意点
帰宅後に自宅から始める会社から自宅までの通常の通勤を終えた後、個人事業として配達を開始する形に分けやすい
会社の近くから直接始める会社から最初の受取先、最後の配達先から自宅までの移動が、どの補償の対象になるか確認する
雇用される副業先へ移動する就業場所から別の就業場所への移動として通勤災害の対象になる場合があるが、個人事業の配達と同じ扱いとは限らない

事故時の認定は、契約関係、移動目的、経路、加入している保険によって個別に判断されます。会社の近くから始めるだけで補償される、または補償されないと決めつけず、勤務先と保険窓口へ事前に確認します。

参考:厚生労働省「副業・兼業」/厚生労働省「通勤災害とは」/自転車を使用して貨物運送事業を行う人の労災保険特別加入

1時間だけの稼働と、まとまった2〜3時間では狙える報酬が違う

私が配達時の目安にしているのは「1時間3件、3時間9件」です。ただし、これは達成を保証する件数ではなく、待機時間や店舗での受け取り、配達距離によって変わります。

Uber Eatsのピークタイムクエストには、最初の3件で報酬が付くものに加え、最初の6件を達成するまで報酬が付かないものもありました。

この違いは、短時間の副業では特に重要です。

実際に配達へ使える時間1時間3件で考えた件数の目安クエストを考える際の注意点
1時間3件最初の条件が6件なら、ピークタイム報酬を見込まない計画が必要
2時間6件最初の6件を狙える計算だが、待機や遅延があると届かない
3時間9件複数段階を狙いやすくなる一方、需要が落ちる時間帯を含む場合がある

「2時間あれば6件のクエストが取れる」と決めつけるのではなく、6件を狙うにはまとまった時間と余裕が必要だと考えます。開始時刻が遅ければ、2時間空いていてもクエストの対象時間は途中で終わるかもしれません。

実際に9月6日の夜は1時間3分で3件を配達しましたが、最初の達成条件が6件だったため、ピークタイム報酬は0円でした。一方、1件単位の雨クエストは加算され、基本報酬と合わせて2,568円になっています。

このように、確保できる時間だけでなく、その時間で何件から報酬が付くのかまで見ることで、短時間稼働の計算が現実に近づきます。具体的な形式はUber Eatsのクエスト解説にまとめています。

1時間しか取れない日も、出前館の平均単価だけでは選ばない

まとまった時間が取れず、Uber Eatsのピークタイムクエストを達成しにくい日には、当初、出前館を比較候補にしていました。

8月24日〜9月8日の大宮での記録では、出前館は24件・12,874円で、ブーストを含む1件平均は約536円です。基本報酬の1件平均も約393円あり、Uber Eatsの約334円を上回ります。

しかし、9月8日に出前館だけで3時間9件を目指したところ、条件の悪い遠方案件以外がほとんど鳴らず、4件で終了しました。売上は2,170円、1件平均約543円、表示距離は合計6.1kmです。

数字だけなら短距離4件を効率よく配達したように見えます。実際には、表示距離に現在地から店舗までの移動が含まれず、4件で三橋・指扇側から宮原・本郷町側まで流されました。拒否した案件が繰り返し表示され、2時間も経たないうちにスマートフォンの電池残量が51%まで減ったことも、短時間稼働の障害になっています。

そのため、月収シミュレーションでは、出前館の平均536円を安定して得られる前提にはしません。1時間で3件を配達できた場合の参考値として比較しますが、必要な稼働日数を決める基準にはUber Eatsの実績と、実際に達成できるクエストを使います。

出前館を使う場合は、現在地から店舗までの距離と配達後の着地点が明確で、短い時間内に完了できる案件だけを個別に選びます。具体的な経過は大宮のフードデリバリー総合記録に記録しています。

月間売上と、経費を引いた金額を分けて試算する

この記事の月収シミュレーションでは、まずアプリ上の報酬を基に「月間売上」を計算し、その後に必要経費を差し引いた金額を確認します。税金や社会保険料を差し引いた最終的な手取りとは区別します。

計算の基本は、次の組み合わせです。

月間売上の試算=サービス別の配達件数×1件あたりの報酬+達成を見込めるクエスト報酬

サービス別の報酬にブーストを含める場合は、別途加算して二重計上しないようにします。チップは金額や発生を予定できないため、将来の試算では原則として見込みません。

日跨ぎクエストも、配達をUber Eatsと出前館へ分ければ、Uber Eats側の目標に届かなくなる場合があります。サービスを併用する試算では、同じ時間に両社の配達件数を満額で積み上げず、どちらに何枠を使うかを決めます。

副業では「仕事や私生活の後に何枠残るか」、本業では「目標額に必要な枠を毎月確保できるか」を、この共通の条件から考えていきます。

副業で月5万円を目指すシミュレーション

1時間3件・2時間6件・3時間9件を達成した場合で比較

副業の最初の目標を、月間売上5万円に設定します。

ここでは、私が配達時の目安にしている1時間3件を基に、1回の稼働で3件・6件・9件を配達できた場合を比較します。

Uber Eatsの基本報酬は、大宮の総合記録における1件平均約334円を使用します。ピークタイムクエストは、実際に確認できた次の2種類をモデルにします。

モデル最初の達成条件3件時点6件時点9件時点
3件スタート最初の3件で450円450円累計1,000円累計1,650円
6件スタート最初の6件で1,300円0円1,300円累計2,100円

3件スタートは、最初の3件で450円、次の3件で550円、さらに3件で650円の実例です。6件スタートは、最初の6件で1,300円、次の3件で800円の実例を使います。

シミュレーションの条件は次のとおりです。

  • 1か月は52週÷12か月の約4.33週で計算
  • 基本報酬は1件334円
  • 1時間3件、2時間6件、3時間9件をすべて完了
  • ピークタイムクエストの対象時間内に開始
  • 日跨ぎクエスト、雨クエスト、チップは最初の表に含めない
  • 経費と税金を差し引く前の売上

注文が鳴らない時間や店舗待ちがあれば、想定件数には届きません。この表は平均時給を掛ける計算ではなく、各時間内に目標件数を達成した場合の売上モデルです。

全て3件スタートなら、2時間を週4回で月約5万2,000円

1回の稼働配達件数基本報酬ピークタイム1枠の売上月5万円に必要な枠数の目安
1時間3件1,002円450円1,452円週約8枠
2時間6件2,004円1,000円3,004円週約4枠
3時間9件3,006円1,650円4,656円週約3枠

週の枠数を整数にすると、月間売上は次のようになります。

稼働パターン月間売上の試算
1時間×週8枠約50,297円
2時間×週4枠約52,029円
3時間×週3枠約60,481円

1時間だけなら、毎日1回配達しても週7枠です。月5万円へ届かせるには、週のどこかで昼夜2回動くか、休日に2〜3時間の枠を追加する必要があります。

2時間なら週4日、3時間なら週3日が月5万円を超える目安です。ただし、3時間9件は需要が落ちる時間帯や遠方への着地によって崩れることがあります。週3日で必ず6万円稼げるという意味ではありません。

半分が6件スタートなら、1時間稼働だけが大きく不利になる

次に、稼働枠の半分が3件スタート、残り半分が6件スタートだった場合を計算します。

1回の稼働3件スタートの日6件スタートの日1枠平均月5万円に必要な枠数の目安
1時間・3件1,452円1,002円1,227円週約10枠
2時間・6件3,004円3,304円3,154円週約4枠
3時間・9件4,656円5,106円4,881円週約3枠
稼働パターン月間売上の試算
1時間×週10枠約53,129円
2時間×週4枠約54,627円
3時間×週3枠約63,404円

6件スタートは、1時間で3件配達してもピークタイム報酬が0円です。そのため、半分が6件スタートになると、1時間枠の平均は1,452円から1,227円へ下がります。

一方、2時間で6件、3時間で9件まで到達できれば、今回使った6件スタートの実例は報酬が高く、3件スタートだけの場合より売上が増えました。

重要なのは、6件スタート自体が不利なのではなく、確保できる時間と最初の達成条件が合っているかです。

週20件で1,820円の日跨ぎクエストを達成できる場合

9月6日には、週末20件の日跨ぎクエストを達成して1,820円を獲得しました。同じ条件が毎週表示され、20件を確実に達成できる場合は、月間で約7,881円が加わります。

ピークタイムの想定1時間枠2時間枠3時間枠
全て3件スタート週7枠・月約51,891円週4枠・月約59,910円週3枠・月約68,362円
半分が6件スタート週8枠・月約50,384円週4枠・月約62,508円週3枠・月約71,285円

この表では、各週の配達件数が20件以上になる枠数を確保しています。3時間枠を週2回では18件にしかならないため、売上計算だけで5万円へ近づいても、20件クエストは加えていません。

日跨ぎクエストの件数と報酬は毎回同じとは限りません。また、あと1件の状態で注文が途切れることもあります。月5万円に必要な最低売上へ最初から組み込むより、達成できた週の上振れとして扱う方が安全です。

仕事帰りに1時間だけでは、平日5日でも月5万円へ届きにくい

1時間枠を平日5日行った場合の月間売上は、全て3件スタートなら約31,436円、半分が6件スタートなら約26,565円です。

しかも、この金額は毎回1時間で3件を完了する前提です。退勤時間が遅れたり、最初の注文が鳴らなかったりすれば、さらに下がります。

1時間しか取れない人が月5万円を目指すなら、次のいずれかが必要です。

  • 休日に2〜3時間の稼働枠を追加する
  • 会社の近くから始め、帰宅と準備の時間を配達へ回す
  • 1件単位で加算される雨クエストなど、1時間でも取れる上乗せ報酬がある日を選ぶ
  • 月5万円を毎月の最低ラインにせず、2万5,000〜3万円程度から始める

会社の近くから始める場合は、勤務先の副業ルールと、移動中・配達中にどの保険が適用されるかを先に確認します。

2時間を週4日が、副業月5万円の現実的な中心モデル

今回の条件では、2時間で6件を週4回行うと、月間売上は約5万2,000〜5万5,000円です。週20件の日跨ぎクエストも達成できれば、約6万円前後まで上がります。

2時間なら、3件スタートと6件スタートのどちらにも対応できます。仕事帰りに毎日動く必要もなく、休日を含めて週4枠を組めれば成立します。

ただし、2時間ぴったりで6件目まで終えられるとは限りません。帰宅の締め切りがある日は、2時間15分から2時間30分程度の余裕を確保し、最後の案件を受ける時刻を決めておく必要があります。

Uber Eatsの配達を実際に試してみる

今回の試算では、2時間の稼働を週4回確保できれば、副業で月5万円を目指せる計算になりました。

ただし、実際の依頼数やクエストは、地域・曜日・時間帯によって変わります。登録したからといって、毎日稼働しなければならないわけではありません。

まずは配達パートナー登録を済ませ、自分の地域でどのような依頼やクエストが表示されるのか確認してみるのがおすすめです。

※登録条件や報酬、キャンペーンの内容は時期・地域によって異なります。最新情報はリンク先でご確認ください。

3時間を週3日なら月6万円前後だが、9件完走が条件

3時間で9件を週3回行うと、日跨ぎクエストを含めなくても月間売上は約6万〜6万3,000円です。

1回あたりの売上は大きくなりますが、後半が13時台後半から14時台の需要減少と重なる場合があります。実際に、6件までは早いペースでも8件で止まり、9件目に届かなかった日がありました。

「3時間空いている」だけでなく、注文が入りやすい時間の前半から始められるか、遠方へ流されたときに戻る時間があるかまで確認します。

出前館の平均単価で計算するとどうなるか

9月8日時点の出前館は24件・12,874円で、1件平均は約536円です。

この平均を単純に件数へ掛けると、次の売上になります。

配達件数平均536円での売上
3件約1,608円
6件約3,216円
9件約4,824円
12件約6,432円

3件スタートのUber Eatsでは、3件の試算が1,452円なので、1時間で同じ3件を配達できれば出前館の方が156円高くなります。

しかし、9月8日は10時30分頃からオンラインにして、最初の依頼受付が11時09分、4件目の完了が12時37分でした。4件の平均は約543円でも、1時間に3件のペースではありません。

さらに、出前館の表示距離は現在地から店舗までの空走を含まず、拒否した案件が再表示されることや、アプリ使用中の電池消費も確認しました。

したがって、出前館の表は「その件数を完了できた場合の参考売上」です。平均536円を時給として扱ったり、3件を必ず1時間で配達できる前提にしたりすることはできません。

現時点では、出前館を月5万円の基本計画には組み込まず、現在地・店舗・配達先・報酬がそろった案件だけを個別に受ける位置づけにします。

フードデリバリーを本業にすると月いくら必要か

Uber Eatsの実績平均では1時間あたり約1,697円

8月17日から9月6日までに大宮で行ったUber Eatsは、170件・オンライン64時間44分・売上109,847円です。

売上をオンライン時間で割ると、1時間あたり約1,697円になります。この平均を維持できた場合と、少し低い1時間1,500円で計算した場合を比較します。

月間売上目標1時間1,697円の場合週あたり1時間1,500円の場合週あたり
15万円約88.4時間約20.4時間100.0時間約23.1時間
20万円約117.9時間約27.2時間約133.3時間約30.8時間
25万円約147.3時間約34.0時間約166.7時間約38.5時間
30万円約176.8時間約40.8時間200.0時間約46.2時間

1時間1,697円を維持できれば、月20万円にはオンライン約118時間、月30万円には約177時間が必要です。

週5日で均等に稼働するなら、月20万円は1日約5時間26分、月30万円は約8時間10分のオンライン時間になります。準備、待機場所への移動、終了後の帰宅は別です。

実績平均には高額クエストの日も含まれる

1時間1,697円は、通常報酬だけの平均ではありません。ピークタイムクエスト、日跨ぎクエスト、雨クエスト、チップなどを含みます。

9月6日は、ピークタイムと複数の雨クエスト、日跨ぎクエストが重なり、4時間32分で15件・16,105円、売上時給約3,553円になりました。

一方、クエストが表示されていない日や、注文が途切れた日もあります。高額クエストの日が平均を引き上げているため、本業の固定収入として1時間1,697円を保証された単価のように扱うことはできません。

月20万円以上を生活費の前提にするなら、1時間1,500円の列も確認し、さらに雨天中止、体調不良、自転車修理、注文数の減少に備えた余裕が必要です。

売上30万円と手取り30万円は違う

アプリに表示された売上から、配達に必要な経費を差し引いたものが事業の利益です。さらに、その利益を基に所得税、住民税、国民健康保険料などが決まります。

フードデリバリーで確認したい主な支出には、次のものがあります。

  • 自転車本体と修理・消耗品
  • 配達バッグ、スマートフォンホルダー、防水ケース
  • レインウェア、ヘルメット、ライトなどの安全装備
  • スマートフォンの通信費とモバイルバッテリー
  • 自転車保険、個人賠償責任保険、労災保険の特別加入
  • レンタルサイクルを利用する場合の料金
  • 車で配達拠点へ移動する場合の燃料代、駐車料金、車両費

事業と私生活の両方で使うものは、事業に使用した割合で分ける必要があります。また、税金や保険料は個人の所得、家族構成、居住地などによって変わるため、この記事では一律の手取り額を出しません。

本業として考える場合は、目標生活費と同じ金額を売上目標にせず、経費と税負担を見込んだ売上目標を別に設定します。

副業と本業でおすすめする稼働時間

働き方現時点の目安理由
仕事帰りに1時間月2万5,000〜3万円から開始6件スタートの日はピークタイム報酬を取れず、平日5日でも月5万円へ届きにくい
仕事帰り・休日に2時間週4枠で月5万円を目標3件・6件スタートの両方に対応しやすい
休日を中心に3時間週3枠で月6万円前後を目標9件完走できれば1枠の売上を伸ばせるが、需要の谷に注意
本業として月20万円月118〜133時間を目安に検証実績時給1,697円と、控えめな1,500円の両方で確認
本業として月30万円月177〜200時間を目安に検証オンライン外の移動と経費を加えると負担が大きい

月5万円の副業では、毎日1時間を積み上げるより、2時間を週4回または3時間を週3回確保する方が、Uber Eatsのクエスト構造に合っています。

本業では、昼夜のピークを複数日使う必要があります。ただし、同じ姿勢と動作を毎日続ける負担、雨天時の事故リスク、装備トラブルを考えると、売上だけで稼働上限を決めることはできません。

フードデリバリー月収シミュレーションの結論

大宮での実績を基にすると、フードデリバリーの副業で月5万円は狙える金額です。ただし、1時間だけで毎月安定して達成するには、週8〜10枠ほど必要になります。

現実的な中心モデルは、2時間で6件を週4回です。3時間9件を安定して完走できる時間帯なら、週3回でも月6万円前後を試算できます。

Uber Eatsは、最初の達成条件が3件か6件かによって、1時間稼働の売上が変わります。クエストの開始時刻、達成条件、残り時間を確認してから、その日に使う時間を決める必要があります。

出前館は1件平均約536円ですが、9月8日の実走では、条件の合う注文が続かず、店舗までの空走とアプリの電池消費が大きな問題になりました。平均単価が高いだけで、短時間の副業に向いているとは判断できません。

本業として月20万円を目指す場合は、オンライン月118〜133時間が一つの目安です。月30万円なら177〜200時間まで増えます。ここに準備、移動、帰宅、整備、記録の時間が加わり、売上から経費と税負担も差し引かれます。

まずは、自分が確保できる時間で1か月記録し、平均件数、基本報酬、クエスト達成率、実際の総所要時間を確認することが重要です。その実績を基に、月5万円から次の目標へ進みます。

各日の具体的な売上と配達経路はUber Eatsの大宮自転車配達日記に、サービス別の違いと出前館・ロケットナウの検証は大宮のフードデリバリー総合記録に随時追記しています。

よくある質問

フードデリバリーの副業で月5万円は可能ですか?

可能です。大宮での実績を使った試算では、2時間で6件を週4回、または3時間で9件を週3回が目安になります。ただし、注文数やクエストによって変わるため、毎回同じ売上になるわけではありません。

仕事帰りに1時間だけでも稼げますか?

1時間でも配達できますが、Uber Eatsのピークタイムクエストが6件スタートの場合、3件配達しても追加報酬を受け取れません。平日5日を1時間ずつ稼働する試算は月約2万7,000〜3万1,000円で、月5万円には休日の追加稼働が必要です。

Uber Eatsと出前館はどちらが副業向きですか?

私の大宮での記録では、Uber Eatsはクエスト込みの売上が高く、出前館は1件あたりの基本報酬が高い結果です。ただし、出前館は店舗までの空走が表示距離に含まれず、条件の合う注文が続かない日もありました。平均単価だけで選ばず、使える時間と実際の注文数で判断します。

フードデリバリーを本業にすると月20万円に何時間必要ですか?

大宮でのUber Eats実績時給約1,697円なら月約118時間、1時間1,500円で計算すると月約133時間です。これはオンライン時間であり、準備や帰宅の時間、経費と税金は含みません。

売上はそのまま手取りになりますか?

なりません。売上から自転車修理、配達装備、通信費、保険などの必要経費を差し引き、さらに所得税、住民税、国民健康保険料などを考える必要があります。

まずは自分の地域で配達できるか確認してみる

フードデリバリーで稼げる金額は、地域や時間帯、利用できるクエストによって大きく変わります。

今回紹介した数字だけで判断せず、まずは1~2時間の配達を試し、自分の地域での件数・売上・移動距離を記録してみてください。

※本ページにはアフィリエイト広告が含まれています。登録条件や報酬の詳細はリンク先でご確認ください。

フードデリバリー配達の実体験・攻略をもっと深く読む

私がUber Eats・出前館での配達を始めた経緯や実体験、日々の記録などを複数の記事に残しています。

他の記事も是非読んで参考にしていただければ幸いです。

大宮フードデリバリー完全ガイドを作成しました。

こちらは目的別にどの記事を読めば情報が得られるのか、
ナビゲーション出来るようなまとめ記事になっています。

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