副業として徒歩でUber Eats(ウーバーイーツ)の配達をしていた私は、2026年8月に会社を退職しました。

現在は、自宅から最も近い繁華街である、さいたま市・大宮駅周辺を中心に自転車で配達しています。

会社員時代から個人事業主として、ブログや動画、SNSなどさまざまなコンテンツを作ってきました。

どれも将来性を感じている大切なコンテンツですが、現時点ではまだ、生活を支えられるほど安定した収入の柱には育っていません。

それでも会社を辞めた以上、何かで収入を作っていかなければなりません。

そこで私は、Uber Eatsの配達を本気で極めてみようと考えました。

ただし、一日中走り続けて、できるだけ多くの件数をこなすことだけが目標ではありません。

私が目指しているのは、「3時間で9件」を一つの稼働枠として考え、
パズルのピースをはめるように自分のスケジュールへ配置し、
必要な収入に合わせて働き方を組み立てる方法です。

空いている日に1枠だけ走る。
土日に枠を組み合わせて30件を目指す。
さらに稼ぎたい週は、金曜日を含めて上位のクエストに挑戦する。

週末だけしっかり稼ぎたい人にも、空いた時間に無理なく続けたい人にも応用できる働き方を、大宮周辺での実走データをもとに検証していきます。

私が配達中に何を考え、どの案件を受け、どの案件を見送り、どのようにクエスト達成を目指しているのか。

この記事では、その試行錯誤から見えてきたUber Eats自転車配達の攻略法をまとめます。

この記事で分かることは、次のとおりです。

  • 「3時間で9件」を一つの稼働枠として考える理由
  • 9件を達成するために必要な1件あたりの所要時間
  • 大宮駅周辺で稼働を始める場所とタイミング
  • 表示距離だけでは分からない、橋・線路・着地点の判断方法
  • 複数配達や追加依頼を受けるときの注意点
  • 鳴らない場所から中心地へ戻る判断基準
  • 9件を追う案件と、見送る案件の違い
  • クエストを意識しながら無理なく稼働を終える基準

この記事は、単に日々の配達結果を並べた日記ではありません。

実際の稼働結果から見えてきた判断基準を整理し、これからUber Eatsの自転車配達を始める人でも、自分に合った働き方を組み立てられる攻略記事にしていきます。

なお、大宮駅周辺で実際に稼働した日の配達件数・売上・オンライン時間は、以下の記事で随時記録しています。

Uber Eatsは大宮で稼げる?自転車配達の売上・時給を公開【2026年】

なぜ「3時間で9件」を目標にするのか

私が目指しているのは、Uber Eatsだけで一日を埋め尽くす働き方ではありません。

本業にしたいのは、ブログや動画、SNSなどのコンテンツ制作です。その時間を確保しながら、生活を支える収入の基盤も作り、休む時間もしっかり確保したいと考えています。

この三つを両立させるためにたどり着いたのが、「3時間で9件」を一つの稼働枠として考える方法でした。

3時間という長さなら、昼または夜の需要が高まる時間帯へ合わせやすく、前後にブログ執筆や動画編集などの予定も入れられます。

そして、Uber Eatsの特徴的なプロモーションの中で、
特にピークタイムクエストに関しては3件達成するごとにインセンティブが発生し、
12件までの4段階で達成するごとにその金額が上乗せされていくというクエストが多かったため、
これをキリよく達成しつつ、指標としても無理のない9件を目指すことにしました。

3時間で9件を配達するためには、単純計算で1件あたり約20分です。

この20分には、店舗までの移動、商品の受け取り、配達先までの移動、商品の受け渡しまでがすべて含まれます。

そのため、表示距離が短い案件だけを選べば達成できるわけではありません。

実際にUber Driverアプリで案件を受け取る時、
ピックアップする店舗の名前がまず大きく表示されるので、それに気を取られがちですが、
配達先がどの辺りなのか、地名と丁目までは見える状態です。

これらの情報から出来るだけ早く、どこにある店舗から、
どんな場所へ配達する事になるのか、イメージできることが大事になってきます。

店舗での待ち時間、駅や線路を越えるための迂回、配達後の着地点、次の依頼が入りやすい場所へ戻る時間まで考える必要があります。

私にとって「3時間で9件」とは、毎回必ず達成しなければならないノルマではありません。

案件を選ぶ基準や待機場所が適切だったかを振り返り、稼働効率を測るための一つの基準です。

ここからは、大宮駅周辺で実際に配達して分かった、9件へ近づくための判断方法を整理していきます。

3時間で9件なら、1件に使える時間は20分

計算は単純で、180分÷9件=20分。実績と比較するとこうなる。

稼働日オンライン時間件数1件あたりの時間1件あたりの距離20分との差
8月17日3時間15分8件約24.4分約2.61km+約4.4分
8月18日3時間57分8件約29.6分約3.38km+約9.6分
8月19日3時間16分9件約21.8分約2.72km+約1.8分
8月20日2時間16分6件約22.7分約3.30km+約2.7分
8月21日5時間55分15件約23.7分約2.89km+約3.7分
8月22日6時間58分17件約24.6分約2.27km+約4.6分
6日間合計25時間38分63件約24.4分約2.76km+約4.4分

そして8月22日は一日の稼働の中で昼と夜で結果に明確な違いが出た日だった。

稼働帯オンライン時間件数1件あたりの時間1件あたりの距離
3時間25分7件約29.3分約3.10km
3時間33分10件約21.3分約1.69km

昼はオンライン3時間25分で7件だったのに対し、夜は3時間33分で10件を配達できました。

どちらも実際の配達は3時間ほどで終わっていますが、配達依頼が鳴るのを待ちながら自宅方向へ移動し、最終的に新しい依頼が入らなかった時間もオンライン時間に含まれています。

そのため、表に掲載している1件あたりの時間は、配達そのものにかかった時間だけではなく、待機や中心地への復帰、配達終了後にオンラインを維持した時間も含めた数値です。

一方、「1件あたりの距離」は、Uber Driverアプリで確認できた配達区間を件数で割ったものです。待機場所への移動や配達後の帰宅といった空走距離は含まれていません。

6日間全体では、1件の配達に平均約24.4分かかっています。

3時間で9件、つまり1時間に3件を配達するためには、現在の平均から1件あたり約4.4分のロスを減らす必要があります。

配達日記では、どのような場面で1時間3件のペースから遅れたのかも記録しています。

この期間の稼働から見えてきたロス要因は、大きく「受注前の判断で減らせるもの」と「受注後に初めて判明するもの」に分けられます。

受注前の判断で減らせるロス

  • 自宅付近からオンラインにし、依頼が集まる大宮駅周辺へ到着するまでに時間がかかった
  • ピークタイム中に、主な稼働範囲から遠く離れる配達先を受けてしまった
  • 配達先の丁目まで確認せず、想定より遠い場所へ着地した
  • 複数配達の進行方向だけを見て、最後の配達先が中心地から離れることを見落とした
  • 駅の反対側へ向かうため、橋やトンネルまで迂回する必要が生じた
  • 配達依頼が途切れた際、需要の谷になっている場所で待機を続けてしまった
  • 終了予定時刻を過ぎても「あと少しで9件」と考え、帰り道で依頼が鳴ることに賭けてオンラインを維持した

受注後に初めて判明したロス

  • 配達先の住所が正しく入力されておらず、建物名から自力で場所を検索した
  • 人気店や混雑している店舗で、商品の完成まで長く待った
  • コンビニエンスストアで商品を受け取る段階になって、大量の飲料を含む注文だと判明した
  • 大型商業施設内の店舗へ向かうため、駐輪場の利用や施設内の徒歩移動が必要になった
  • 雨によって走行速度や商品の積み降ろしに時間がかかった
  • レインウェアのフードや裾、スマートウォッチの誤操作など、装備上の問題が発生した
  • 昼のピークが終わり、待機場所を変えても依頼そのものが少ない時間帯に入った

もちろん、すべての時間を削ればよいわけではありません。

大量の商品を安全に固定する時間、雨天時に速度を落とすこと、商品を丁寧に受け渡すことは、短縮してはいけない時間です。

「3時間で9件」を目指すうえで減らすべきなのは、安全確認や丁寧な配達に使う時間ではなく、受注前の判断や待機場所の選択によって避けられるロスです。

次からは、こうしたロスを減らすために、稼働開始地点をどのように選ぶべきかを考えていきます。

最初から中心地でオンラインにする理由

自宅付近からオンラインにして稼働した際、まず鳴りが全く違ってきます。
飲食店の数自体が中心地に比べると少ないため、数少ない依頼を取り合う形になり、
そのような状態で流れてくる案件は着地点や距離など、色々な部分が不利なものが多い印象でした。

中心地からスタートした場合は案件自体も次々に流れて来て、
その中から着地点や複数まとめての依頼かどうかによって、選ぶ余裕があるくらいです。

Uber Driverアプリで案件を受け取る時、
画面上には現在地から店舗、そして配達先まで行った時のトータル距離が表示されます。

そのため、中心地から離れたところでオンラインにすると、
中心地の案件依頼が鳴った場合でも、元々の距離表示がかなり長くなります。

そうすると当然ピックアップまでにかなりの時間が必要になるため、
システム的にもまず近くにいる人に優先的に回した方が、
こういったロスがない配置が出来る事になります。

そのため、まず心掛けたいのは、自分自身がシステム的にロスが少ない人間である事なのです。

3時間9件を目指すために、案件を受ける前に確認する5項目

Uber Eatsの配達依頼が表示されると、限られた時間の中で受けるかどうかを判断しなければなりません。

始めたばかりの頃は、表示された報酬額だけを見て「高いから受けよう」「安いからやめよう」と考えてしまいがちです。

しかし、私が目標としているのは、1件ごとの報酬を最大化することではありません。

3時間という一つの稼働枠の中で、9件の配達を完了させることです。

3時間は180分なので、9件を達成するには、単純計算で1件あたり平均20分のペースが必要になります。

もちろん、すべての配達を20分以内に終わらせる必要はありません。

2件同時配達を40分で完了できれば1件あたり20分ですし、15分で終わる近距離案件を挟めれば、少し時間のかかる案件を受ける余裕も生まれます。

大切なのは、目の前の案件だけで得をしようとするのではなく、3時間全体の流れを考えることです。

私は案件を受ける前に、次の5項目を確認しています。

1.クエストの件数がいくつ進む案件なのか

最初に確認するのは、その依頼を完了するとクエストの達成件数がいくつ進むのかです。

1店舗から1か所へ届ける通常の依頼だけでなく、複数の店舗や配達先が組み合わされた案件が提示されることもあります。

少し時間がかかる案件でも、完了によってクエストが2件進むのであれば、1件の案件とは評価が変わります。

表示されている合計時間だけを見るのではなく、完了件数で割ったときに、1件平均20分前後へ収まるかを考えます。

2.1件あたりの予定時間は何分か

3時間9件を目指すうえで、私が最も重視しているのが予定時間です。

例えば、1件だけで30分かかる案件を続けて受ければ、3時間で完了できるのは6件程度になってしまいます。

一方、2件同時配達で予定時間が40分なら、1件あたりでは20分です。

実際には店舗での待ち時間や信号、建物内での移動などによって前後しますが、受ける前の判断基準としては使えます。

単に「何分かかるか」ではなく、完了する配達件数で割ると何分になるのかを見るのがポイントです。

3.報酬額は時間と距離に見合っているか

報酬額も大切ですが、金額だけで判断することはできません。

報酬が高くても、長距離を走ったうえに依頼が少ない地域へ移動してしまえば、次の案件を受けるまでに時間がかかります。

反対に、報酬額が低めでも、短時間で完了して大宮駅周辺へ戻れる案件なら、次の依頼へつながりやすくなります。

私は表示された報酬額に対して、

  • 予定時間は長すぎないか
  • 走行距離は現実的か
  • 配達後に中心地へ戻る時間まで考えると効率的か

をまとめて確認しています。

1件の単価ではなく、3時間の稼働枠全体でどれだけの報酬と件数を積み上げられるかで考えます。

4.受取店舗で時間を失う可能性はないか

同じ距離、同じ報酬額の案件でも、受取店舗によって実際にかかる時間は変わります。

料理がすぐに用意される店舗もあれば、到着してから長時間待つことになる店舗もあります。

大型商業施設内の店舗では、建物への出入りや店舗までの移動に時間がかかることもあります。

店舗に実際に訪れる人の接客と同時に多数の配達注文を処理しているような店舗では、
どうしても配達注文の処理が後回しになり、商品を受け取れるまでに時間がかかる事があります。

私は実際に、バーガーキング大宮大成店にピックアップに行ったところ、
店員さんから「15分かかる」と言われ、この場で15分も待つと全体のペースが崩れると判断してキャンセルしたことがありました。

こうした経験を重ねると、

  • 商品の受け取りが早い店舗
  • 混雑する時間帯
  • 店舗までの入り方
  • 自転車を一時的に止めやすい場所
  • 待ち時間が長くなりやすい店舗

が少しずつ分かるようになります。

表示上の予定時間だけでなく、店舗ごとの特徴まで含めて判断することが、3時間9件への近道になります。

5.配達後にどこへ着地するのか

案件を選ぶときは、現在地から店舗までの距離だけでなく、配達が終わったときにどこへいるのかも重要です。

短時間で終わる案件でも、配達後に依頼の少ない地域へ着地すれば、中心地へ戻るまで次の案件を受けられないことがあります。

反対に、大宮駅、新都心、コクーンシティ周辺など、次の依頼が期待できる場所へ向かう案件なら、配達完了後も続けて受注できる可能性があります。

私自身、大宮から北方向へ進み続けて上尾方面や東大宮方面まで移動してしまい、
中心地への復帰に数十分を要したり、ヒートマップ上で依頼の少ない谷底の場所に入り、
そこで待機してしまったため次の案件が鳴らなくなったりした経験があります。

そのため現在は、配達先そのものだけでなく、

「この案件を終えたあと、次の配達を始めやすい場所にいるか」

まで考えて受けるようにしています。

Uber Eatsの案件選びでは、報酬額、距離、予定時間のどれか一つだけを見ても正しい判断はできません。

クエストの進行件数、1件あたりの時間、店舗での待ち時間、そして配達後の着地点までを一つの流れとして考える必要があります。

とはいえ、提示された案件を断り続けることに不安を感じる人もいるでしょう。

次は、Uber Eatsで案件を断ってもよいのか、私がどのような基準で受ける案件と見送る案件を分けているのかを解説します。

Uber Eatsの案件は断ってもいい?受ける・見送るを決める5つの基準

私は、表示された案件をすべて受けているわけではありません。目の前の1件を断ることで、その後の2件、3件を受けやすくなることがあるからです。

Uber公式でも、配達リクエストは拒否でき、拒否しても評価には影響しないと案内されています。

1.コアタイムは2~2.5km程度を中心に選ぶ

まず、最も基本的な見送り基準として距離を置く。

盛り込む内容は以下。

  • 3時間9件なら1件平均20分
  • 現在の実績は1件平均約2.76km、約24.4分
  • 現状から約4.4分短縮するため、コアタイムは2~2.5km程度を中心にする
  • 2.5kmを超えたら即拒否という意味ではない
  • 複数配達、報酬、着地点によっては受ける
  • 長距離かつ郊外着地になる案件は見送る
  • 昼ピークの終盤や帰宅方向など、時間帯によって基準は変わる

ここでは「距離は絶対基準ではなく、最初のふるい」と位置づける。

2.住所は地域名だけでなく、中心地との境界まで確認する

大宮区周辺で配達している中で、特に注意したい地名の一つが「三橋」です。

三橋は1~4丁目が大宮区、5・6丁目が西区に位置しており、同じ「三橋」という地名でも、丁目によって大宮駅からの距離や配達後の着地点が大きく変わります。

実際に配達している中で感じた三橋エリアの各丁目ごとの判断基準が以下である。

三橋の現時点での判断基準

  • 三橋一丁目:コアタイムでも許容しやすい
  • 三橋二丁目以西:距離、報酬、時間帯によって判断
  • 「上小町・三橋方面」という大きな方向だけでは決めない

上小町への配達に追加された三橋四丁目の注文を受けたところ、想定以上に中心地から離れ、新大宮バイパスを越えるルートになりました。
ここから復帰するまでにイオンモール与野での案件を拾ったりしながら徐々に新都心方面へ移動し、
どうにか復帰したものの、その後また大成町まで長距離配達する事になるなど、
3時間9件ペースまで立て直すのが非常に難しかった。

大宮駅・桜木町・大成町上小町・三橋1~4丁目・新大宮バイパスの位置関係と、3時間9件配達を目指す場合のコア候補になるエリア、見送りなどを含めたエリア別判断の図

配達を続けて来て早くも変わってきた判断基準

当初は、「三橋一丁目であればコアタイムでも許容しやすい」と考えていました。

しかし、三橋四丁目まで実際に配達し、改めて地図上で各丁目の広がりを確認すると、一丁目であっても大宮駅周辺の中心地から大きく離れる場所があることが分かりました。

そのため現在は、三橋の丁目だけで受注を判断するのではなく、桜木町・大成町周辺をコアエリア、上小町・櫛引町周辺をコアタイムにおける外周の目安として考えています。

三橋方面へ入る案件については、表示距離が短くても、配達後に中心地へ戻る時間まで含めて慎重に判断します。特に新大宮バイパスを越えて着地する案件は、次の依頼へつながりにくい可能性があるため、複数配達の件数や報酬、時間帯まで確認してから受ける必要があります。

コアタイムは2~2.5km程度を目安に、桜木町・大成町など大宮駅周辺へ残りやすい案件を優先します。上小町・櫛引町付近を外周の目安とし、三橋方面や新大宮バイパスを越えて着地する案件は、報酬・件数・復帰時間を含めて慎重に判断します。

3.追加注文は方向ではなく最終着地点で判断する

前項で紹介した三橋四丁目への配達は、単独で提示された案件ではなく、ルミネ内で受けた追加注文でした。

ルミネ内で一件の注文をピックアップし、自転車置き場まで戻って来た時に追加注文の依頼が鳴りました。

同じルミネ内で一旦引き返せばすぐに受け取れる、さらに向かおうとしていた上小町から三橋は方角としては一致していたため、効率が良い複数配達だと思い承諾をしました。

ところが蓋を開けてみれば三橋四丁目は前項でも記述した通り、
中心地への復帰がかなり難しいエリアで、コアタイムも始まったばかりの2件目で対応するには非常にもったいない案件でした。

この経験から気付いたこと

  • 追加注文は「もう1件増える」と考えるのではなく、「最終着地点が変更される」と考える必要がある。
  • 確かにクエストの数字が一つ進むことは間違いないが、その後に続かない着地点の案件を受けてしまうと全体を通してみた時にペースを崩す一因になってしまう。

4.橋や線路を越える案件は、復帰方法まで考える

大宮やさいたま新都心駅付近では、東西の線路をまたいだ案件が入ってくることがよくある。

そんな時に自転車で反対側へ渡ろうとすると、近くの踏切もしくはアンダーパス、橋などを探す必要がある。

特に大宮の東口でピックアップし、それを桜木町方面などに届ける場合、
自分が現在いる場所によっては自転車で大栄橋を往復しなければならない。

これは傾斜を考えると時間も体力も非常に削られてしまう。

実際あった例として、西口側にいる時にルミネの東口側にある店舗の案件を受けた。
届け先は上小町だったため、自転車でそのまま受け取りに行くとそれだけで橋の往復が出てきてしまう。
そこで私が実践したのは、大宮駅西口のルミネ側にある駐輪場を利用した徒歩ピックアップだ。

西口駅前には最初の3時間は無料の駐輪場があった。

ここに自転車を一時的に置き、歩いて東口まで出て商品をピックアップすればエスカレーターなども使え、
体力をほとんど消耗せずに反対側での受け取りを済ませることが出来る。
所要時間も片道約5分程度なので、坂を往復するよりも混雑状況などによってはむしろ早いくらいだ。

しかも店舗のそばで自転車の置き場所を改めて探したりする必要もないため、とてもスムーズに受け取りが出来た。

大宮駅の線路と大栄橋、西口側駐輪場、ルミネ東口側店舗、上小町への徒歩・自転車移動を示した模式図

一点特記事項があるとすれば、この時置いた自転車置き場は上段のラックしか空いておらず、
自転車の上げ下げに多少手こずったことくらいである。

それでも坂を往復するよりは色々な部分で温存できたので、
以前渋谷で徒歩によるUber Eats配達を行っていた経験が活きてきたと感じた瞬間だった。

※私が2026年8月に利用した時点では、入庫後3時間まで無料でした。料金・無料時間は変更される場合があります

大宮駅周辺の地名ごとの位置関係や、東西を移動するための線路横断ルートは「大宮・新都心Uber Eats自転車配達の地名攻略」で詳しくまとめています。

5.9件目でも追わない方がいい場面がある

ピークタイムクエストを追っている時など、あと1件で9件に届くという場面があるとどうしても追いたくなってしまう。

しかし、それでも見送るべきタイミング、切り上げるべきタイミングがある。

以下のような場合だ。

  • ピークタイムを過ぎて依頼が鳴らなくなった
  • 長距離や家から大きく離れてしまう案件しか来ない
  • 9件目を取るために稼働時間が大幅に延びる
  • 夜稼働に必要な体力を削ってしまう
  • 雨が強くなり、安全性や配達効率が低下した
  • クエスト報酬より終わった後にある予定への遅延や自宅への空走時間など、損失が大きい

一方で、こういった案件が9件目になった場合は受ける判断をするのが良いだろう。

  • まだピークタイムクエストの終了まで余裕がある
  • 短距離で終わる
  • 配達後も引き続き中心地に残れて、10件目11件目を狙える
  • 9件で引き上げようとしている場合は、帰宅方向と一致している
  • クエスト報酬を含めれば多少稼働時間を延長してもコストに見合う
  • 夜稼働など次の予定に影響しない

「3時間で9件」は稼働効率を測るための目標であり、達成するために3時間という枠を壊してしまっては本末転倒です。

現時点の案件選びルール

まだ私自身もUber Eatsでの配達を本格的に始めてから一週間しか経っていません。

ですが、日々の配達をただ漫然とこなすのではなく、
ブログに残してこれから配達を始める誰かの為、未来の自分の為に役立つデータを残しておこうと、
色々なことを検証しながら行っています。

なので、ここに書くのは現時点での案件選びルールですが、これから経験を重ねるほど、
「あれは間違っていたな」「これは最初から心がけていたけど合っていたようだ」というように、
新たに気付いてくる部分があると思います。

そうした検証の過程も含め、これから配達を始める人が案件選びを考える材料にしたり、すでに配達している人が自分の受注基準を見直したりするきっかけになれば嬉しく思います。

判断項目受けやすい案件条件次第見送りやすい案件
距離2~2.5km程度複数配達・好条件の着地長距離かつ郊外着地
配達先飲食店密集地周辺復帰方法が分かる場所次の依頼を受けにくい場所
住所中心地寄りの丁目報酬と時間帯による同じ地域でも中心地から遠い丁目
追加注文最終地点まで効率的途中までは同方向最後の配達先だけ大きく離れる
9件目短距離・帰宅方向クエスト報酬次第大幅延長・体力消耗・悪天候

コアタイムは2~2.5km程度の案件を中心に、配達後も飲食店密集地へ戻りやすいものを優先します。

地域名だけで判断せず、丁目と追加注文を含めた最終着地点まで確認し、
橋や線路を越える場合は復帰方法まで考え、
9件という目標やクエスト達成のために長距離案件を無理に受けないことを現時点の基本ルールとしています。

Uber Eatsの配達でよくある質問(FAQ)

Uber Eatsで3時間に9件は可能?

可能ですが、簡単に常に達成できる数字ではありません。この記事では大宮での自転車配達を基準に、1件20分=3時間9件を目標として配達するための受注判断や9件を追うべき状況、無理して追わない状況などの考え方を書いています。

1時間に何件配達すればいい?

単純計算では1時間で3件配達できれば3時間9件に到達できます。ただし、時間帯によって注文自体がなかなか来ないこともありますので、「1時間ごとに必ず3件」と考えるのではなく、全体の流れで3時間9件を目指せるように注文を取っていくのがオススメです。

長距離案件は断ったほうがいい?

距離だけでなく、着地点が中心地からどのくらい離れているかを基に判断するのがオススメです。また現在地から長距離であっても、2件まとめての依頼でトータルの配達が40分より早く終われるのであれば3時間9件の目標にも一気に近づけることが出来ます。

案件を拒否すると不利になる?

現在のUber Eatsでは、表示された配達リクエストを受けるかどうかは配達パートナー自身で選択できます。公式でも配達リクエストは拒否でき、拒否しても評価には影響しない と記載されています。そのため、この記事では距離や配達先、所要時間などを確認し、3時間9件の達成から遠ざかると判断した案件は見送っています。

過去には、一定以上の応答率を維持することなどを条件としたインセンティブが試験的に実施された例もありました。ただし、これは通常の配達リクエストを拒否したことへのペナルティとは分けて考える必要があります。現在そうした条件付きキャンペーンが実施されている場合は、アプリに表示される最新の条件を確認してください。

配達依頼が来ないときは移動したほうがいい?

中心地から離れたエリアにいる場合は移動することをオススメします。今現在中心地にいるにもかかわらず配達依頼が来ない時は、全体としての注文数自体が低下している可能性もありますので、移動するとしても橋や線路の横断を含めず、今いるエリアの中で一番需要が高そうな場所に移動する程度にとどめるのがオススメです。

自転車では何kmまでの案件を受ける?

具体的に何kmという制限は付けていませんが、ピークタイムで件数をまずとっていきたいという時、単発の依頼では2㎞~2.5㎞ぐらいを目安に選ぶと良いかと思います。距離が長くなるほど移動時間が増え、1件20分という目安を超えやすくなるため、全体のペースを乱すことがあります

追加注文(ダブル)は受けたほうが効率がいい?

これも慎重に選んだ方がいい案件です。基本的には常にどこかからの依頼を受けている状態の方が効率は上がりますが、2件目の配達の着地点が中心地からあまりにも遠く、次の依頼につながらなくなってしまうような場所だと結果的に効率が下がってしまうので、経由地、最終着地点がどんな場所なのか、どの程度離れているのかは確認してから受けた方がよいでしょう。

3時間9件を達成するにはどの時間帯がいい?

やはり注文が多くなるお昼時と夕食時、ピークタイムクエストが発生するような時間帯がオススメです。10時半~14時半のピークタイムクエストに挑戦している時は、10時半~13時半の3時間をコアタイムとして配達するようにしています。14時に近くなると平日休日共に依頼が来るペースはどうしても下がってきてしまうためです。

フードデリバリー配達の実体験・攻略をもっと深く読む

私がUber Eats・出前館での配達を始めた経緯や実体験、日々の記録などを複数の記事に残しています。

他の記事も是非読んで参考にしていただければ幸いです。

大宮フードデリバリー完全ガイドを作成しました。

こちらは目的別にどの記事を読めば情報が得られるのか、
ナビゲーション出来るようなまとめ記事になっています。

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