「最新AIは無職じゃないと追いきれない」
X(エックス)のタイムラインに、そんな言葉が流れてきました。
誰の投稿だったかまでは覚えていません。見かけた時点では、正直そこまでピンときていませんでした。
そんな私が、2026年9月27日、使い続けてきたChatGPT Plusに加えて、Claude Proにも課金しました。
私は2026年8月に会社員生活を終え、個人事業主として、ブログ、動画、SNS、商品レビュー、フードデリバリーなどに取り組んでいます。この日も午前中は、HIVANTやTikTok動画の撮影、編集、投稿を進めていました。
会社員ではないので、何をどれだけ試すかを自分で決められます。こうした試行錯誤を、そのまま仕事として自由にできるのが、個人事業主という立場です。
それなら、この立場を最大限活用して、最新AIを追いかけてみよう。そう考えました。
この記事では、私がこれまでAIとどう付き合ってきたのかを振り返りながら、Claudeにも課金しようと決めたきっかけと、これからAIをどう活用していきたいかをまとめます。
私とAIのこれまで
最初の相棒はGeminiだった
私が最初にブログづくりの相棒にしたのは、GoogleのGeminiでした。
生成AIに対しては、最初は自分で使うことに抵抗がありました。それでも、記事のタイトルや構成、SEOについて相談を重ねるうちに、Geminiは代わりに書いてくれる道具というより、一緒に考えてくれる相手になっていきました。
2025年12月には、推し活とブログの収益化をテーマにした連載の最終回として、Geminiと二人三脚でブログを書いた記録を公開しています。
写真は愛、文章はAI。カメコがブログ収益化の葛藤を相棒Geminiと突破した記録【連載最終回】
Geminiとできたことを、noteに2本書いた
noteの企画「#AIとできたこと」には、Geminiと一緒に実現できたことを2本の記事にして応募しました。
1本目は、ブログが初めて23円を稼いだ日の記録です。何か月も収益ゼロの中で記事を書き続け、UGREENのUSB-Cケーブルが1本売れたことで、初めてアフィリエイトの報酬が発生しました。
ブログが初めて23円を稼いだ日。Geminiと掘り続けた鉱山から金が出た
2本目は、焦がすのが怖くて4年間しまい込んでいたSTAUB鍋に、Geminiの助けを借りてもう一度火を入れた話です。「最初から弱火で加熱する」という提案で、無水調理がようやく形になりました。
焦がすのが怖くて4年間眠らせたSTAUB鍋を、Geminiともう一度火にかけた
どちらも、料理をしたのも記事を書き続けたのも私自身です。AIが何かを代わりにやってくれたわけではありません。それでも、一人では止まっていたところから、一歩を踏み出すきっかけをくれたのはGeminiでした。
会社を辞めると決めた頃、ChatGPTにも課金した
ChatGPTに課金したのは、会社を辞めると決めた頃です。
辞めた後なら、いろいろ試行錯誤できる。そう思ったのが、課金を後押ししました。
実はこのとき、GeminiとChatGPTのどちらに課金すべきかを、Gemini本人に相談しています。
返ってきた答えは、まさかの「ChatGPT」でした。
複数のブログや動画、事業を続けて管理するなら、ChatGPTのプロジェクト機能やメモリ機能が向いている。自分への課金を勧めるのではなく、私の事業に必要なものを優先して提案してくれたわけです。
とはいえ、Geminiから乗り換えたわけではありません。日々の出来事を相談しながら体験を形にしていくのはGemini、その体験を記事として整理するのはChatGPT。そんな形で、2つを使い分けるようになりました。
ChatGPTと書いた記事を、有料noteにし始めた
ChatGPTと記事を書くようになってから、noteでは有料記事も少しずつ書き始めています。
1本目は、先ほどの「#AIとできたこと」の2本を、ChatGPTと一緒に半日ほどで書き上げた過程をまとめたものです。
Geminiに「ChatGPTへ課金した方がいい」と言われた私が、半日でnoteを2本書けるようになるまで
2本目は、ブログのPVが伸びてきたのを感じたタイミングで、Search ConsoleとChatGPTを使ってタイトルや冒頭を見直した手順の記録です。1日708PVを記録した翌日に、新しい記事を書くのではなく、すでに検索で見つけてもらえている記事を直すことにしました。
1日708PVの翌日、私はブログの「伸びしろ」を探した|Search ConsoleとChatGPTで記事を直した記録
冒頭で触れたHIVANTも、ChatGPTに手伝ってもらいながら作っている作品です。キンクマハムスターの日向葵ちゃんの日常映像から物語を組み立てたショートドラマで、その取り組みもnoteにまとめました。
顔出しできないおじさんは、ハムスターを『看板』にできるのか|日向葵ちゃんと始めたIPづくりの記録
Claudeにも課金しようと決めたきっかけ
ChatGPTだけで十分だと思っていた
今の私は、ChatGPT Plusで、主にGPT-6 Solの思考レベル「高」とやり取りしながら記事を書いています。
最後は自分の言葉を足し、誤字脱字をチェックしてもらってから公開する。この流れで、ブログ記事もnote記事も積み上げてきました。
ChatGPTには新しくGPT-6 Astraも出てきて、「こっちだけ使っていればいいかな」と思っていたくらいです。
noteの盛り上がっているトピックに「Opus 5.5」があった
気持ちが変わったのは、noteで記事を書いていたときです。
盛り上がっているトピックに、ClaudeのOpus 5.5が上がっていました。
使ったことがないので、何がどうすごいのか分からない。分からないまま、周りでは話題になっている。
Claudeを知らないことで、なんだか自分だけ取り残されているような気持ちになりました。
時間を自分で使える今だからこそ、両方試す価値がある
会社員だった頃なら、「気になるけど、今の環境で回っているからいいか」で終わっていたかもしれません。
でも今は、自分の時間を多く確保できます。noteにも、有料記事を書き始めたところです。
ChatGPTとClaudeを両方使ってみれば、使い比べた過程そのものが記事になります。今まさに盛り上がっているnoteにも、試した記録を書いていけます。
これは、両方使ってみることにかなり価値があるんじゃないか。
そう考えて、Claude Proに月払いで課金しました。途中でやめる可能性もあるので、年払いは選んでいません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 新しく課金したサービス | Claude Pro(月払い) |
| Claude Proの金額 | 3,400円(カード利用履歴メールより) |
| カード利用履歴の時刻 | 2026年9月27日 14:17 |
| 主に使うモデル | Claude Opus 5.5 |
| 既存の契約 | ChatGPT Plus(次回の支払い予定:2,860円) |
| 2つの次回支払い予定額の合計 | 6,260円 |
Geminiに勧められてChatGPTに課金した私が、今度は自分の判断でClaudeにも課金する。AIとの付き合い方が、また一つ広がりました。
これからClaudeをどう活用していきたいか
ChatGPT単独・Claude単独・併用で、記事制作がどう進むかを比べる
最初に取り組むのは、記事制作での使い比べです。
AIの性能に順位を付けたいわけではありません。実際の仕事で記事づくりがどのくらい進むのか、自分の文体に合うのか、2つを併用すると何が変わるのかを確かめたいと思っています。
| 進め方 | 内容 |
|---|---|
| ChatGPT単独 | これまで通り、ChatGPTと相談しながら書く |
| Claude単独 | Claudeだけで構成・初稿・編集まで進める |
| 併用 | それぞれの得意な作業を分担させる |
判定の基準は、私自身の感覚です。
ChatGPTと書いていたときも、公開できるかどうかを最後に決めていたのは私の目でした。それに加えて、Claudeと作った下書きや最終稿をいつもの編集相手であるChatGPTにも見せて、見落としや、私の文体とのずれがないかを確かめます。
計測するのは、課金してから、納得して公開できる記事ができるまでの「時間」です。
ただし、記事づくりは私自身が動かないと進まない部分もあります。自分が他の作業をしていて進まなかったのか、返ってきた原稿の直しが多くて時間がかかったのかは、分けて記録していきます。
次の目標は、Claudeと有料noteを1本書くこと
ChatGPTとは、すでに有料noteを書けるところまで来ました。
次の目標は、Claudeと一緒に、有料noteとして出せるレベルの記事を1本書くことです。
→課金した当日には早速Claudeと共に有料noteの執筆にも挑戦しました。
実際の全文・比較表を収めた有料note。「実際の引き継ぎメモと稿ごとの差分を見る(有料)
そこまでにかかった時間や、ChatGPTと書いたときとの違いは、このライフハッカーズチャンネルやnoteで記録していきます。
20年越しに、プログラミングにもう一度挑戦したい
もう一つ、AIを使い続けたい理由があります。
最近は、Jev(ジェヴ)という単語にも結構興味があります。
Jevは、米国のTypeSafe AIが2026年9月に発表したAIモデルです。ChatGPTのように文章を書くのではなく、選択肢やYes/No、数値のスコアといった「判断」だけを、確率付きで素早く返すのが特徴だそうです。ソフトウェアの中の条件分岐などに組み込む使い方が想定されています。
参考:「Jev」とは “文章を書かないAI”がなぜ話題に?(ITmedia AI+)、TypeSafe AIの発表
こういう話題に目が行くのには、理由があります。
実は大学時代、プログラミングの授業を、あえて他の学科まで行って履修していました。プログラマーとして就職することも考えていました。
でも、配属されたのはサポートセンターでした。実務としてプログラミングをする機会がないまま、その夢は諦めていました。
AIの力を借りれば、そういう分野にもまた挑戦できるかもしれない。
もしそれができたら、20年越しに夢を叶えることにもなります。
まだ挑戦を始めてもいない段階ですが、この話もいずれ記事にしていきたいと思っています。
まとめ
「最新AIは無職じゃないと追いきれない」
その言葉が本当かどうかは、まだ分かりません。
ただ、試行錯誤を自由に仕事にできる今の私なら、少なくとも追いかけてみることはできます。
Geminiと一緒に初めての23円を稼ぎ、ChatGPTと一緒に有料noteを書けるようになりました。取り残されたような気持ちから始まったClaudeへの課金ですが、次はClaudeと有料noteを1本書くところを目指します。
40代個人事業主のAI二刀流、いや三刀流チャレンジ、お付き合いいただければ嬉しいです。
AI活用の実践記録を読む
Geminiと記事を書き始めた頃から、ChatGPTとClaudeを仕事に取り入れるまでを、実際の試行錯誤とともに記録しています。






