この記事は、私が会社員として現役で働いている最中に執筆を始め、下書きに残していたものです。

公開に向けて最後の仕上げをしている2026年8月13日現在も、私はまだ会社員です。
翌14日に最後の勤務を終え、その後は個人事業を中心とした働き方へ移ります。

これは、成功した後から過去を振り返って書いた話ではありません。

会社員と個人事業の境目に立っている今、自分が何を考え、どのように副業を選んできたのかを残す記録です。

なぜ副業を考え始めたのか

副業を始めたい。
でも、会社にはバレたくない。
できれば揉めたくもないし、生活を壊したくもない。

私が副業を考え始めたとき、頭にあったのは「いくら稼げるか」よりも、
「どこまでなら会社員でいられるか」という問いだった。

残業やシフトの調整が必要な仕事は、上司に相談した瞬間にこう言われた。

「繁忙期に残ってもらえなくなるのは困る」

そのとき私は、少なくとも自分の職場では、副業そのものよりも、
会社の都合と衝突する働き方が問題になるのだと気づいた。

そこから私は、いつ働くかを自分で決められる副業を選び、
最初から大きく稼ぐことを目指さず、会社との両立や体力への影響を確認する期間を設けた。

そしてその途中で、ブログというもう一つの選択肢に出会った。

この記事では、私がUber Eats とブログという二つの副業を実際にやってみて分かったこと、そして「会社員のまま副業を続けるために、本当に大事だった視点」を包み隠さず書いていく。

副業で成功した話ではない。
でも、失敗しにくい選び方の話ではある。

最初に選んだのはUber Eats(ウーバーイーツ)だった

最初に選んだのは、Uber Eats の配達パートナーだった。

始めたのは2025年10月頃だった。

給与を1か所から受けて年末調整を受けている会社員など、一定の条件を満たす場合は、給与所得・退職所得以外の年間所得が20万円以下であれば、所得税の確定申告が不要になることがある。

年末まで残り約3か月だったため、報酬から必要経費を差し引いた所得が20万円を大きく超える可能性は低いだろうと、当時の私は考えた。

ただし、基準になるのは報酬額ではなく所得であり、この制度がすべての会社員に一律で適用されるわけではない。また、所得税の確定申告が不要でも、市区町村への住民税申告が必要になる場合がある。

私は、少額のうちに一度自分で申告を経験し、何を記録して、どのような書類を用意するのかを知っておきたかった。

大きく稼ぐためのスタートではなかった。
会社員を続けながら、無理なくできるのかを確かめるためのスタートだった。

だからこそ、最初の副業としては都合がよかった。

働く時間を自分で決められる。
繁忙期や残業とぶつかりそうなら、配達に出なければいい。
会社の仕事を優先しながら、空いた時間にどこまでできるのかを確かめられる。

ただ、始めてみると、頭の中で考えていたほど単純ではなかった。

雨の中で3件の配達依頼が重なり、想像以上に体力を削られた日があった。
逆に、「渋谷なら配達依頼が入りやすいかもしれない」と考えて長時間待機したのに、
ほとんど依頼が入らなかった日もある。

徒歩と自転車では、届く配達依頼に違いがあるのか。
時間帯や天候、エリアによって、どれほど状況は変わるのか。

配達パートナーとして稼働してみて初めて、
「好きな時間にできる」と「安定して続けられる」は別の話なのだと分かり始めた。

Uber Eats での配達を続けて気づいた「限界」

Uber Eats の配達パートナーとして稼働を始めてから、ライブの前後に渋谷で配達することが増えた。

最初は、ライブの予定に合わせて働けることが大きな魅力だった。
午前や昼のうちに配達し、夜はライブへ行く。

会社員の生活を壊さずに、自分の好きな時間で動けるはずだった。

けれど、実際に続けてみると、稼働状況は自分の都合だけでは決まらなかった。

雨の日は配達依頼が途切れず、短時間に複数の配達が重なることもあった。

ライブで使う機材を背負い、傘を差しながら徒歩で配達する。
9件程度を配った頃には、もう体力的にはかなりしんどい。

一方で、渋谷なら配達依頼が入りやすいかもしれないと考え、
夜のライブまで時間がある日に午前から待機しても、
午前と午後を合わせて9件程度しか配達できなかった日もある。

たくさん配達できる日と、長時間待っても依頼が入らない日。
その差を、自分の努力だけで埋めることは難しかった。

最初に表示されたクエストでは、登録から2週間以内に30回の配達を達成すると、
追加報酬として1万円を受け取れる内容だった。これはどうにか達成できた。

ただ、達成したときに強く感じたのは、
「これを継続的にクリアして、毎月の収入を安定させるのは難しい」ということだった。

配達依頼が入りやすい日に合わせて動けば、体力を削る。
依頼が入らない日には、時間を使っても件数が伸びない。

そしてライブの予定とクエスト達成を両立させようとすると、
いつの間にか副業のために生活を組み替えることになる。

最初のクエストを達成したあと、私はいったんUber Eats の配達から距離を置こうと思った。

徒歩での配達とライブの予定を両立しようとして、実際にどんな壁にぶつかったのかは、こちらの記事で詳しく書いています。
会社員がUber Eats の配達パートナーとして稼働して感じたことを読む

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Uber Eats 配達パートナー募集

※本章の配達件数・プロモーションは、私が2025年10月頃に東京都渋谷区周辺で徒歩稼働した際の記録と、当時、配達パートナー向けアプリに表示された内容に基づいています。内容は時期や地域、個別の条件により異なります。報酬は時間、地域、プロモーションによって異なります。

「好きな時間にできる副業」と、「安定して続けられる副業」は、同じではなかった。

その途中でブログに出会った

Uber Eats の配達を続けることに限界を感じ始めた頃、私は別の形でも情報を発信しようとしていた。

きっかけは、「アイドルの確定申告のススメ」のような内容を解説する動画を一本作ったことだった。

最初はCanvaで、いらすとやの素材を使いながら一ページずつプレゼン資料を作った。
そこに自分の声でアフレコを入れ、YouTubeとnoteで公開した。

一本の動画を完成させるまでに、思っていた以上の工数がかかった。

資料を作る時間。
内容を整理して台本を書く時間。
自分の声で録音し、聞きやすい形に整える時間。

もちろん、動画には動画でしか伝えられない良さがある。
声の温度や、画面の切り替えによって、難しい話でも理解しやすくできる。

ただ、その一本を作った時点で、すべての情報を動画で届け続けることには限界があるとも感じた。

そんなとき、Xで視覚障害のある方がALTについて発信している投稿を見かけた。

画像に何が写っているのかを言葉で伝えること。
音声だけでは、聞き取れない人に情報が届かないこと。
動画に字幕を付けることにも、大きな意味があること。

発信するなら、内容そのものだけでなく、「誰に、どのように届くか」も考えなければいけない。

そこで私は、動画の台本を考える労力で、まずは文章として情報を残す方がいいのではないかと思った。

文章を土台にすれば、読む人はもちろん、読み上げ機能を使う人にも内容を届けやすい。
必要な部分には、プレゼン資料や画像を挿絵として加えればいい。
動画が完成する前の段階でも、情報そのものは公開できる。

それなら、制作途中の工数も無駄にならない。

動画は、伝えるための完成形の一つ。
ブログは、考えたことや調べたことを積み上げていける土台。

そう考えるようになって、私はブログを始めることにした。
せっかく時間を使って続けるなら、趣味の記録だけで終わらせたくはなかった。

自分の力で育てられ、きちんと収益にもつなげられる場所を作りたい。

そのために選んだのが、WordPressで運営する個人ブログだった。

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ただし、ブログにも、配達とは違った難しさがあった。

ブログが、もう一つの収入の柱になり得ると思った理由

ブログについて調べる中で、「ブログは、自分が寝ている間も遊んでいる間も、収益を生んでくれる資産になる」という言葉を見つけた。

もちろん、記事を公開しただけで収益が生まれるわけではない。
読まれる記事を積み重ね、広告や紹介につながる形を作って初めて、
作業していない時間にも収益の機会が生まれる。

それでも、副業として考えたときには大きな可能性を感じた。

本業で働いている間にも、もう一つの収入の柱が育っていくかもしれない。
執筆は家に帰ってからでもできるし、少し早起きすれば出勤前にも進められる。
勤務時間と衝突しにくく、書くか書かないかを自分で決められる。

そして私にとって特に大きかったのは、ライブに通い、
カメラマンとして活動している時間も、発信の仕方次第でブログのコンテンツにつながり得ることだった。

もちろん、ライブに行けばその費用がすべて経費になるという話ではない。
けれど、取材・撮影・記事制作として収入を得るために必要だった部分を記録し、
私的な支出と区分できるなら、事業に必要な支出として考えられる余地がある。

自分が好きで続けてきた活動を、ただ消費して終わらせず、写真や文章、動画として残していく。
その積み重ねが、いつか収益につながる可能性がある。

ブログはすぐに稼げる副業ではないと分かっていた。

だからこそ、実際に収益が生まれ、自分に続けられる形かどうかを見極めるまでは、
本業の隙間を縫って育てていくのがちょうどよかった。

ただし、勤務先の就業規則上で副業に当たるかどうかは、収益の有無だけで決まるとは限らない。
自分の会社の規則を確認したうえで、無理のない範囲から始める必要がある。

私にとってブログは、本業をすぐに置き換えるためのものではなく、
本業と並走しながら未来の選択肢を増やしていくためのものだった。

ブログ副業はバレにくいのか

結論から言えば、ブログなら会社に絶対バレない、とは言えない。

Uber Eats の配達もブログ運営も、雇用されてシフトに入る副業とは性質が異なる。
配達に出るか、記事を書くか。どのくらいの時間を使うか。自分で調整しやすい仕事ではあった。

本業が忙しい週は作業量を減らす。
早く帰れた日は記事を書く。
少し早起きできた日は、出勤前に下書きを進める。

この「自分で仕事量を決められること」は、会社員と並走するうえで大きな利点だった。

また、給与・公的年金等以外の所得に対する住民税は、確定申告時に「自分で納付」を選択できる場合がある。
選択できれば、副業分に対する住民税を、給与から差し引かれる住民税とは分けて自分で納付する形にできる。

だが、所得の種類や自治体の取り扱いによっては、希望どおりにならない場合もある。そのため、「自分で納付」を選べば会社に知られないとは言い切れない。

たとえば、別の勤務先で給与を受け取る副業は、給与に対する住民税の扱いが異なる。

Uber Eats の配達やブログの収益も、実際の活動内容によって所得区分や申告方法が変わる可能性がある。
申告時には必ず最新の案内を確認し、判断に迷う場合は市区町村や税理士へ相談した方がいい。

そもそも、副業が知られるきっかけは住民税だけではない。
SNSやブログ上の発信、職場での会話、本業への影響など、さまざまな場面がある。

だから大前提として、自分の会社の就業規則を確認し、副業が禁止または許可制なら、
必要な手続きを取ったうえで進めるべきだと思う。

私が大切だと感じたのは、「バレない方法」を探すことではなかった。

会社の仕事に支障を出さず、自分の生活も壊さず、そのうえで将来につながる活動を少しずつ育てられるか。

Uber Eats の配達もブログも、そのために自分で稼働量を調整できる選択肢だった。
けれど、それは会社との約束や就業規則を後回しにしてよい理由にはならない。

副業を続けるために必要なのは、隠し方ではなく、本業とどう共存させるかを考えることだった。

副業で一番大事だったのは「選び方」

副業を選ぶとき、最初は「どれだけ稼げるか」を見ていた。

けれど実際にやってみて、私にとってそれ以上に大事だったのは、本業と両立できるかだった。

副業は、本業に加えて行うものだ。
本業の勤務に影響が出る。睡眠時間を削り続ける。
休みの日まで予定に追われ、プライベートが完全になくなる。

そんな状態では、たとえ一時的に稼げても、長く続けることは難しい。

本業を選ぶときには、「この仕事を続けて生活していけるか」を考える。
一方で副業を選ぶときは、「今の生活に、この仕事を無理なく足せるか」を考える必要がある。

その意味で、Uber Eats の配達パートナーとブログには、それぞれ違った特徴があった。

Uber Eats は、時間を決めてすぐに配達できる一方で、
天候や配達依頼の状況、体力によって結果が大きく変わる。

徒歩や自転車での配達には、雨の日の路面や交通状況など、事故やけがのリスクもある。
もちろん、注意して稼働すればよいという話ではあるけれど、「絶対に起こらない」とは言い切れない。

特に、本業の前後に稼働するなら、疲労が残ること自体も無視できない。

その点、ブログを書く作業は自宅でできる。

外出中の事故に遭う可能性は低く、体調や予定に合わせて作業を止めることもできる。
記事を書く時間は必要だが、今日は30分だけ進める、休日にまとめて書くといった調整がしやすい。

だから私は、すぐに報酬が得られるUber Eats の配達を完全に否定するのではなく、
将来に向けて長く積み上げられるブログの方へ、少しずつ優先度を移していった。

副業に必要なのは、稼げそうな仕事を選ぶことだけではない。

本業に影響を出さないこと。
生活や休息を守れること。
事故や体調悪化などのリスクを、自分で引き受けられる範囲に抑えられること。
そして、無理なく続けられること。

自分の生活に合った副業を選ぶことが、結局は一番遠回りに見えて、一番続けやすい道だった。

今、これから副業を始める人へ

副業を始める前に、「会社にバレないか」だけを考えて、危ない橋を渡ろうとしていないか。一度立ち止まって考えてほしい。

副業は、収入を増やす手段になる。
けれど、本業との関係を悪くしたり、睡眠や休息を削り続けたり、生活を壊してしまったりするなら、それは自分のための副業ではなくなってしまう。

まずは、勤務先の就業規則を確認する。
副業が許可制なら必要な手続きを取り、禁止されているなら無断で始めず、勤務先に確認するか、就業規則に反しない選択肢を検討する。

そのうえで、次のことを考えてみてほしい。

  • 本業に影響を出さずに続けられるか
  • 休息やプライベートを完全に犠牲にする働き方になっていないか
  • 体力や事故、体調悪化といったリスクを引き受けられるか
  • 収益が出るまで時間がかかっても、続けたいと思えるか
  • 自分の好きなことや、すでに持っている経験を活かせるか

私にとってUber Eats の配達は、すぐに収入を得られる可能性を教えてくれた。
一方で、天候や体力、配達依頼の状況に左右されることも身をもって知った。

ブログは、結果が出るまでに時間がかかる。
けれど、少しずつ積み上げた記事が残り、本業の合間にも進められる。

自分の好きなことや経験を、誰かに届くコンテンツとして残せることにも魅力を感じた。

どちらが正解かは、人によって違う。

大切なのは、いきなり大きく稼ごうとしないことだと思う。

まずは小さく始めて、自分の生活と両立できるかを確かめる。
合わなければ、続け方を変えていい。別の方法を選んでもいい。

副業は、本業を壊すために始めるものではない。
今の自分を守りながら、未来の選択肢を少しずつ増やしていくためのものだ。

私自身も、Uber Eats の配達とブログを試したことで、自分に合う働き方を少しずつ見つけてきた。

焦らなくていい。
いきなり正解を引かなくていい。
試して、考えて、切り替えていい。

その積み重ねが、いつか「会社員でいる」か「別の働き方を選ぶ」かを、自分で決められる力になると思う。

ブログ運営を「仕事」にしていくあなたの為に

今は副業としてブログを運営しています。

ですが3月には開業届も出していて、
8月15日には今の会社を辞め、個人事業として本格的に続けていく覚悟をしています。

そんな私がブログの執筆にかける想い、
収益化をするために考え続けている物。

それらを記事という形で積み上げていきたいと思っています。

また、収益が安定するまではUber Eats を含むフードデリバリーや、
Amazon Flexによる配送業なども収益を支える柱として行っていこうと考えています。

副業・本業としてのブログ運営、配送をどのように考えているかを伝える為、
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誰かのあしたをひらく道しるべになりますように。

リングの上でリーゼントのボクサーがAIの検索画面にジャブを叩き込んでいる画像。「AI時代のブログ論 LLMに引用されるあしたのために 打つべし。磨き抜くべし 一次情報という名のジャブ」というテキストが埋め込まれている。
AI時代のブログは一次情報が武器になる|LLMに引用される記事の作り方
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SEO検定はブログ運営に役立つ?独学ブロガーがいきなり1級を選んだ理由
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「SEOは死んだ、これからはLLMOだ」は本当か? Geminiと作った構造化データが、公開4時間で検索1位をもぎ取った実録。
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​写真は愛、文章はAI。カメコがブログ収益化の葛藤を相棒Geminiと突破した記録【連載最終回】
アイキャッチ画像。水の上にたくさんの花が浮かぶ写真の背景に「超絶時短テクニック」「CANVA&音読さん」「VISUAL&VOICE」「By Lifehackers channel」とテキストが埋め込まれている。
​【記事=台本】Canva×音読さんを使ってブログを「動画資産」に変える!カメコが実践する時短術【連載第二回】

なぜ私がUber Eatsでの配達を選んだのか

私がUber Eatsでの配達を始めた経緯や実体験、日々の記録などを複数の記事に残しています。

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