推し活費用を「経費」に!副業としてのライブアイドルカメコを始めるべき理由と収益化の全戦略【連載第一回】
推し活費用の「経費化」を目指す思考転換と副業への挑戦
フードデリバリーで見つけた「経費化」のヒント
先日以下のブログ
副業で起死回生~オタクが推し活の合間にフードデリバリー配達員やってみた~
で、推し活をするために様々な出費を経費に出来ないかと色々試行錯誤していることを書きました。
交通費を稼ぐ副業からスマホ代・通話料の家事按分へ
まずは交通費を稼いで経費として相殺するべく、フードデリバリー配達員を始めたわけなのですが、その中でスマホ代や通話料も家事按分して経費に出来る事を学びました。
この辺の事をまだ記事にしていないので追々フードデリバリー配達員の経費についてももう少し深く解説していきたいと思っているのですが、今回は先になぜブログ&Youtuberの道を模索しているかを書いておきたいと思います。
推し活に近い仕事なら…発想の転換

スマホ代、通話料がフードデリバリー配達員の経費に出来ることを知ったとき、他にもっと推し活に近い分野の事を仕事にすればもっと経費に出来る項目は増えるのではないかと考えました。
カメコYouTuber化で何が「経費」になるか?徹底検証
最初に思い浮かんだのはYouTuber
アイドルの経費について調べている中でYouTuberの経費について説明している記事などもいくつか出て来て、この辺りは分野として近いのかなと思いました。
そこでYouTuberになって収益を得られるようになった場合何が経費に出来るか考えました。
推し活にも使っている費用、YouTuberにも必須

動画作成に使う素材となる動画を撮るためのカメラ、家事按分は必要ですが、YouTubeに動画をアップロードするための自宅のネット回線代、スマホ代、通信費、住宅ローンの利息等は部分的に経費に出来そうです。
交通費もやり方次第で経費に?全く新しい試みも
後は作る動画の内容にもよりますが、撮影場所までの交通費などが経費に出来るので、ライブ会場のそばでないと撮れない何かを撮る企画を作ればこのあたりもクリア出来そうです。
いっそフードデリバリーの依頼を待っている様子などをそのままコンテンツにしてしまうのもありなのかも?等の発想も出てきました。
YouTuberEats、どうですか?
YouTuberへの「行き詰まり」とブログを主軸にした理由
他者のコンテンツ(ライブ動画)依存からの脱却を決意
趣味のチャンネルでは収益化の申請すらできない理由

そもそも私はずっとYouTubeに推しのライブ動画を上げ続けているので、Youtuberと言えなくもないのですが、ライブ動画はあくまで他人のコンテンツを借用しているにすぎないので、楽曲の著作権や映っているアイドルの肖像権など、クリアできない権利の問題が多々あり、そのチャンネルで収益化などは全く考えていませんでした。
あくまで、推しメンの活動を広めるための一つの媒体として考えていました。
権利問題を気にせず、自分の言葉で発信することの重要性
そこで、趣味のチャンネルとは別に、全く別のチャンネルとして一から収益化できるコンテンツを作り上げようと考えました。ライフハッカーズチャンネルの誕生です。
そこで作るコンテンツは使う素材などにも権利の問題がないかどうか常に意識しながら、伝えるメッセージも自分の言葉で発信しようと決めました。
一本に3~4日!動画制作の非効率性と直面した壁
「アイドルの確定申告動画」制作で露呈した時間コスト

そしてこのサイトでも一番最初の記事にした、アイドルの確定申告についての動画を作ったのですが、
アイドルとオタクのための確定申告のススメ~意外と知らない必要経費~
その時の手順が、
- プレゼン資料を作る
- それを基にスライドショー的な動画を作る
- アフレコする
という流れで組み立てました。
二本目の作成を躊躇うほどの作業時間
プレゼン資料を作る時点で時間がかかりすぎてしまい、さらにそこへ自分で一つ一つアフレコしていくという作業にもかなり時間がかかって、一本の動画を作るのに3日、4日かかっている状況でした。
これは題材がすでに固まっていて、それにまつわる知識を色々調べて頭に入れて、その大前提があってから動画にするまでの時間なので、実際にはもっと多くの日数がかかっていることになります。
伝えたい事があってそれを形にするのに、最初から動画にすることを目指すと大変であることが分かりました。
「作業の過程をブログに」:ブロガーを主軸にした理由
伝えたいメッセージをまず文章で形にする必要性

動画としていきなり完成形を目指すというよりは、それを組み立てるまでのイメージや表示させたい、届けたいメッセージをまずは文章として形にしていくことが必要だと感じました。
頭の中にある物をそのまま動画にするのではなく、ラフに書きなぐれる場所を作ろうと思いました。
YouTuber専門からブロガー兼YouTuberへの発想の転換
その為に、過程を書き連ねていく場所としてのブログを始めようと思いました。
Youtuber専門というよりは、ブロガーの表現の一つにYouTubeもあるというような感覚の方が自分のイメージに近いと感じました。
アメブロやnoteではなくWordPressを選んだ理由。「収益化の決意」

そしてブログを開設することにしたのですが、せっかくならYouTubeもブログも収益化目指してやっていこうということになり、今までやっていたアメブロやnoteではアフィリエイトなどにかなり制限があることを知りました。
それならばと、Wordpressを使用してのブログに人生初挑戦することとなりました。
【実践】カメコブログに必要なサーバー選定と初期設定
カメコブログに必要な「サーバー」とWordPressの関係
そもそもWordPressとは何ぞや?
WordPressという物を本当に一から導入しようとしたので、まずそもそもWordpressとは何ぞや?から始まりました。
WordPressはサーバー上で動くブログやサイト作成を手助けするためのシステムで、まず土台にするサーバーが必要であることを学びました。
なぜカメコブログに大容量・高速サーバーが必要なのか?
カメコとして活動をしている中でやはりメインで扱うのは写真、そして動画です。コンテンツのメインにこれらを据える上で、一つ一つのサイズが大きくなりがちなこれらのファイルをサーバー上にどんどん積み上げていくことになるので、それなりのサーバー容量が必要だと考えました。
また、大容量のファイルを置けたとしても、読者が自分のブログを開いた時になかなか画面に表示されない、サーバー自体が重いというような状況ではユーザー体験は非常に悪い物になると考えました。
なので、大容量・高速サーバーを確保する必要がありました。
自作サーバーではなく「レンタルサーバー」を選んだ現実的な理由
遥か昔に大学の研究室でサーバーを立ててサイト運営をしていた記憶がうっすらありますが、それはサーバー本体からスペース、電気代や通信費も全て大学の研究室を間借りしているからこそ出来たものでした。
自分でサーバーを一から立てようとした場合、機器の購入から収益化するまでの電気代、ストレージ等の維持費、トラブル発生時の対応、知識の不足など、自分でサーバーを立てるのは現実的ではないため、レンタルサーバーを借りることにしました。
私が「XServerのプレミアムプラン」を選んだ4つの決定打
高速性と安定性がライブ写真の大量アップロードに必須
いくつか候補があった中で、サーバーの速度が速いと評判だったのがXServerでした。
ライブ写真をコンテンツの上位として扱う以上、これは必須条件の一つだったので、候補に挙がりました。
また、実績に関しても22年というかなり継続した安定稼働のノウハウがある様子だったので、良さそうだと感じました。
WordPressを前提としたセットアッププランなども扱っている
WordPressを使用してブログを始めると決めたのはいいものの、まずそれが何なのかを調べているような知識レベルだったので、公式の説明にもWordPress簡単インストールというサービスが入っていたのは魅力的に感じました。
永久無料ドメインなど、初期費用を抑えるための要素
サーバーを立てたらその上に自分の住所ともいえる「ドメイン」を確保する必要があります。
ドメイン単体で取得するサービスなどもありますが、やはりサーバーを立てるのであればそこで一元管理できるのが一番安心だと思いました。
その中で、XServerでサーバーを立てれば永久無料ドメインが2つついてくるという説明に惹かれました。
元々趣味用のチャンネルに紐づけるブログと収益化を目指すチャンネルと紐づけるブログとして2本の運営を考えていたので、ドメインが2つ永久無料というのは魅力的でした。
一定以上のプランでWordPressテーマがついてくる
通常だと別で年額を支払って使用することになるXWRITEというWordPressテーマが、プレミアム以上のプランだと無料で付いてくるということで、それだけの料金を払ってでも使いたい人がいるようなテーマであればきっと使い勝手もいいだろうと思い、興味が出ました。
様々な点で自分が考えているブログ運営をするにあたって、複合的に考えた条件に合致する部分が多く、良さそうに感じたので、XServerのプレミアムプランに年間契約することにしました。
初期設定で迷わない!ブログ開設の3つのステップ
選定経緯と具体的な申し込み手順
上記のような経緯でXServerを選定したわけですが、ここまで読んでいただいた方の中にももしかしたら「自分も趣味を活かす副業としてブログ運営してみようかな」と思ってくださっている方がいるかもしれません。
そんな方がもしいれば、この機会に私と同じXServerでブロガーとしての一歩を踏み出してみませんか?
今現在執筆しているこのブログも全てXServerのプレミアムプランに加入した際についてきた、XWRITEというテーマを使って作成しています。
「このデザインかっこいいな」等と思っていただけていたら、是非プレミアムプランをオススメします。
下記のアフィリエイトリンク経由で登録していただけるとさっそく私のブログ収益化の夢が一歩近づきますので、参考になった!という方はぜひ検討してみて頂けると嬉しいです。
また、契約の際は長期間での契約にするとひと月辺りの料金が単月での契約よりも安くなるのでオススメです。
ちなみに私は12ヵ月での契約にしました。
ちょうど今はXServerの新規登録者キャッシュバックキャンペーンを行っていますので、色々な意味でチャンスなのかなと思います。(2025年12月5日時点)
ライブアイドルカメコ活動の専門性と法的注意点
カメコ副業の3大メリット:好きが仕事に変わる理由
経済的メリット: オタ活費用がペイできる可能性
カメコという趣味を仕事として収益化が出来た場合、ライブに通うこと自体が「取材」であるとも言えます。その為、交通費はもちろん、ライブ会場に入るためのチケット代まで経費として計上できる可能性が出てきます。
また、ライブを撮影するためのカメラを新たに購入する費用や、スマホを動画撮影に使っている場合、その割合も考慮して端末代金も経費にすることが出来るでしょう。
推し活のYouTube自体は収益化していなくとも、ブログが収益化出来ていれば、ブログへの集客を目的としたチャンネルと考えれば、その為に撮影した動画をアップロードするための通信費、三脚等の撮影機材の購入費用も経費に出来ます。
精神的メリット: 推しとの距離が縮まる、活動の意義
「ただのファン」から「公認サポーター」へ意識が変わる瞬間
収益化できるほどのクオリティのコンテンツを提供できるということは、それはもはや「プロ」を名乗ってもいいレベルということです。趣味としてやっていたはずが、いつの間にか人にも認めてもらえるレベルに達していたことに気付くのです。
そういった写真や動画をアイドル本人がSNSで広報に使ってくれたり、公式の広報に使用されたりした時の喜びは計り知れません。
実際に推しメンがライブの告知に自分が撮った写真を使ってくれていたり、その写真のお気に入りポイントなどをクローズアップしてくれていたときは思わず飛び上がってしまうくらい、とても嬉しく思います。「次も頑張ろう」と思えます。
さらに、普段あまりライブ写真を告知等に使っていなかったメンバーが初めて告知に使っていた写真が自分の撮った写真だったときなどは、一生の誇りに思えるくらいの喜びがありました。
自身の活動が推しの宣伝・集客に役立っているという貢献感は活動を続けてきたこと、これからも続けていく上での誇りとなるのです。
アイドルや運営スタッフからの「認知」と「信頼」
高品質な写真や動画を継続的に提供することで、スタッフや本人から一目置かれる存在になります。「この人がいる回のライブは動画も間違いなく上がる」「この人にレスを送ればしっかりと写真に収めて世に拡散してくれる」「何も言わなくても事故画は選別して弾いてくれる」というように、現場でのマナー遵守や提供品質が推しとの信頼関係につながるのです。
撮影レギュレーションやその現場のマナーについてもしっかり理解して守っていると、新規のファンが現場に来た時にも、この人に聞けば大丈夫そうという安心感を与えることが出来て、新たなファンに獲得につながることもあります。
そういった「グループを守る」行動をアイドルもスタッフも結構見てくれているものです。
オタ活が「創作活動」に変わり、現場への集中力が格段に上がる
「経費を稼ぐ」という目的意識が、現場での写真撮影や動画編集を遊びではなく仕事に変えます。自分の生み出すコンテンツが推しメン達に直接的な負担を生むことなく、別ルートでの収益源によりペイ出来る。誰にもマイナスがないWin-Winの関係で推し活に使える自由なお金も増える。こんなに素晴らしいことはないと思います。
一枚一枚の写真へのこだわりが増すことから、ライブのセトリやパフォーマンスを分析し、「最高の瞬間」を狙うという楽しみも増えて、それがまたさらに良好な循環を生みます。
自分の「好き」で誰かの役に立つという自己肯定感
自分のブログやYouTubeを通じて、他のファンが機材選びや撮影技術を学び、カメコデビューするなんてことも起きるかもしれません。
以前、ブログを通してではなく個人的に知り合いにカメラを貸し出してカメコデビューしてもらったことがありますが、気付いたら自分でカメラ本体から高級レンズまで購入するくらいドハマりしてくれていたのを見たときは嬉しくて言い表せないような感情になりました。
そういった後進のファンやカメコ仲間の手助けができる喜びは、誰かの役に立っているという自己肯定感をもたらしてくれます。
そして推し活の出費を「経費」として考えることで、推し活が一気に節税という側面を持って、出費をすることが悪いことではなくなり、後ろめたさから解放される感覚が得られます。
推し活を推し事と呼んで、冗談めかして本業だと語っていた言葉遊びが、本当の意味で推し事=お仕事に出来る日が来るかもしれません。
オタ活がお金を生み、さらに自分自身を満たしていくこの好循環こそ、カメコ副業最大の魅力です。





