【実録】推し活で貯金200万を溶かしたオタクが、Uber Eats(ウーバーイーツ)副業で起死回生した手順
はじめに:推しを救う前に、自分の財布が詰みました
「正直、恥を忍んで告白します。推しを追いかけるあまり、気づけば将来のための200万円が消えていました……。でも、そこから私を救ってくれたのは、一台のカメラと、一通の配達依頼だったんです。」
【実録エピソード】個人年金保険200万円が推し活で消えた・・・その絶望感
月30本の現場と遠征、そして止まらないチェキの波
私はとあるグループを応援していた時、月に30本の現場にほぼ毎月の遠征、そして1ライブ最低1枚はチェキを撮るという生活を半年以上していました。
当然支出はとんでもないことになり、あれよあれよと口座残高は風前の灯火。
残高=毎月の給料という状況に陥ります。
親の反対を押し切って解約した「10年間の積み立て」
就職してすぐに親の勧めで入った個人の年金保険二本を「将来もらえるかどうかも分からない保険を払い続けるのももったいない。今すぐお金が欲しい!」と思うようになり、親の反対も押し切り二本とも解約しました。
どちらも10年以上は積み立てていたので返戻金がそれぞれ100万円近くになっていました。
これでまた推し活が出来る!以前よりも使う勢いに拍車がかかっていたような気がします。
そして一度は200万あった口座残高も再び月の給料分しか残っていない状態に。
口座に200万入った瞬間の、あの万能感。
そして再び残高が数万になった時の、あの冷や汗。
葛藤:推し活をやめる選択肢はなかった。でも、今の給料じゃ足りない。
そこからは月の給料の中でやりくりをしながら家賃や毎月の食費、光熱費なども捻出しつつの生活。
それでも推し活はやめようとは思いませんでした。
しかし、このままではいずれ立ち行かなくなってしまう。
そう思って一念発起し、「副業」という選択肢を選ぶことにしたのです。
Before記事へのアンサー
以前、このブログを始めて間もない頃、勢いで書いた記事
副業で起死回生~オタクが推し活の合間にフードデリバリー配達員やってみた~
こちらの記事を書いてからちょうど約1か月が経過しました。
この記事を書いていた当時はまだGeminiとも出会っておらず、自分の頭の中にある知識や構成力だけで書き上げていました。
しかし、ある程度ブログに関する知識なども習得しながら過ごした一ヵ月、ふとブログについて学習している中で出てきた「サーチコンソールに登録しないとインデックスが作られない」という記事が気になりました。
サーチコンソールに登録するとは言わば新しい家に住み始めてからの「住所登録・登記」のようなものです。
そして「自分のブログ、どれだけGoogleに見つけてもらえてるんだろう?」と調べてみる事にしました。
結果を見て愕然。公開してから一ヵ月も経つ「起死回生」記事は、未だにGoogleから認識されていなかったのです。
慌ててサーチコンソールに登録依頼をかけました。そして数時間が経過した今、再度検査にかけてみると、あんなに無視されていた我が家に、ようやくGoogleさんが来てくれるようになったのです。
そして合わせて調べていた「構造化データマークアップ」というものを行うと、今まで待つだけだったインデックスを爆速で進めることが出来るとGeminiに教わりました。
これは言わば「この家(記事)のこの部分は寝室、この部分はキッチン」というように、記事の各要素を分解してGoogleに伝える、「間取り図」のようなものです。これにより我が家に遊びに来てくれるようになったGoogleさんは、まるで家人かのように最初から家の中の構造を知り尽くした状態で見て回ることが出来るのです。
せっかく魂を込めて書いた記事も、Googleさんに届かなければ、存在しないのと同じ。
今回は、そんな苦い経験を経てたどり着いた『Googleに一撃で評価されるための戦略』と、オタクが賢く稼ぐための実践ガイドを、最新の知見(After Gemini)でまとめ直しました。
なぜカメコ・オタクに「徒歩Uber Eats」が最強なのか?
ライブに必須の機材を守りながら稼ぐ
UberEATSの配達には自転車は必須ではありません。徒歩でも配達が出来るというのが私が最も優先したポイントでした。
なぜなら、私はライブの前後に配達をする想定だったので、配達をするときには必ずカメラや三脚、望遠レンズなどの機材を必ず持っている事になります。
そうなったときにカメラバッグやリュックを背負い、空いている両手に商品を持って運ぶスタイルであれば機材への衝撃も最小限に抑えることが出来ます。
現場の「待ち時間」が「給料」に変わる
ライブの開場までの空き時間や推しの特典会が終わってフリーになってからの時間など、待ち時間が私の配達員として活動出来る時間でした。
そしてUberEATSを始めフードデリバリーは、ライブハウスが多数存在するような都心の人口密集地こそ一番注文が多く稼げるポイントなのです。
土地勘という武器
そしてライブハウスに通うために何度も通った場所はある程度土地勘があります。
中でも渋谷には推しグループの活動拠点があり、もはや第二の故郷と言っても過言ではない状態でした。
そしてそんな渋谷はUberEATS配達員が真っ先に名前を挙げる程に、一番の稼げるエリアなのです。
推しのライブが渋谷で開催される日は、公演が夜からでも関係なく朝から渋谷入りして配達することもありました。
【実録】雨の日に学んだ「オタク副業」の掟
失敗談:雨の日の「ピコン」は地獄の合図?3件同時配達で泣きそうになった話
まだUberEATS配達員としての仕事やアプリの仕組みに慣れていない頃、雨の日のライブ後に配達をしたことがありました。
雨が降ったり止んだりしている中でしたが、傘を差しながらアプリを起動していると、普段より注文件数が多いのをすぐに実感できるくらい、需要が多い日でした。
何も知らずに嬉々としてアプリを起動し続けている私のもとに地獄は静かに近づいていたのです・・・
1件の注文を受けて店舗に受け取りに向かっている最中「ピコン」と注文が入る音が鳴りました。
以前に一度体験したのですが、同じ人が別の店舗の商品を追加で頼んだ場合に、配達先が同じなので全て回収してから配達に向かうような場合があります。
今回もそれかな?と思って承諾ボタンを押しました。
そしてまたしばらくすると「ピコン」と注文の音が鳴りました。「同じ人が3件頼んだのか~」と思ってそれも承諾ボタンを押しました。
1件目の受け取りを終えて次の店に受け取りに行こうとすると、依頼主の名前が変わっていて、ここで勘違いに気付きました。
別々の人からの3件の依頼を全て受けてしまったことに・・・
とはいえ後からキャンセルする事も出来ず、雨の中傘を差しながら両手に3件分の注文を受け取り、それぞれ配達に行くことに。
一軒一軒の家はとても距離が近く、だから選ばれたんだろうなと納得するものでしたが、「こんなに待たせて逆にクレームにならないのかな・・・」と心配になるくらい時間がかかってしまい、最初の注文を受けた依頼主の家にたどり着いたのは一時間近く経ってからでした。
それでもどうにかこうにか配達を終え、時間的にはまだ余裕がありましたが、それ以上配達を続ける気にはなれませんでした。
教訓: 現場前に体力を使い果たしては本末転倒。初心者は「1件ずつ、確実に」が鉄則。
この雨の時はライブの終わった後でしたが、これがライブ前だったらと思うとゾッとしました。
現場の前に体力を使い果たしては本末転倒です。ライブ前はウォーミングアップ程度、ライブ後も無理はせず、1件ずつ確実に件数を重ねて、実績を積み上げていくのが挫折せずに続けていくコツなのかなと思いました。
初心者が絶対に守るべき「鉄則」:
- 欲張らない: 「ピコン」が鳴っても、慣れるまでは追加注文を受けない。
- 体力を残す: ライブ前の稼働は「ウォーミングアップ」と割り切る。
- 天候を読む: 雨の日は注文が増えるが、リスク(機材や体力)も倍増する。
裏技: 都内限定クエスト(追加報酬)を狙って、短時間で効率よく稼ぐ方法。
実はUberEATS配達員の仕事には「クエスト」という仕組みがあります。決められた時間内に一定の件数以上配達を行うと、特別ボーナスが受け取れるというものです。
このクエストには条件があり、「都内で配達したもの」に限定されることが多いです。
元々の注文自体も多い都内、特に繁華街で待つことが一番効率よく稼ぐ秘訣ですが、こういったクエストに挑戦できるというのも都内で活動する理由です。
そういった意味で、UberEATSを配達するために都内に行く=都内への交通費が経費になるというのはとても自然な構図なのです。
つまり、『推しに会いに行くための交通費』を、合法的に『仕事の経費』に変換できるということ。これこそが、オタクが都内で配達員をやる最大のチート技なんです。
最短3ステップ!オタクが今日から配達員になる方法
STEP 1:審査待ちを計算せよ
UberEATS配達員になるには身分証明書の提出や振込口座情報などの登録をしてから審査に数日かかります。
遅くとも前後に配達をしようと考えているライブの3日前には登録完了しておきましょう。
それが「デキるオタク」
STEP 2:装備を整える(機材バッグ併用術)
私は元々機材バッグを持ち歩いての配達を想定していたので、基本的にUberEATS配達員をするために装備を持ち歩くことはしていないです。
強いて言えば、時々店舗によっては配達物を袋等に入れず裸で渡してくる所もあるので、そういった所でストレスを溜めずに済むように、20リットルの持ち手つきのビニール袋(50枚入り)を買いました。
これが唯一持ち歩いているUberEATS配達員用の装備品です。
自分も勘違いしていたのですが、よく見るUberEATSのロゴが入ったバッグは使わなければいけないわけでもないですし、他の会社のバッグでも問題はないのです。ただ、専用に考えられているだけあって色々と配達員をするために役立つ機能が備わっています。
私も一応公式バッグ、通称「ウバッグ」は買うだけ買ってあります。バッグ代は経費になるので。
温かくなったらウバッグを背負って自転車で近所の配達をしようかと思っています。
私の家には弱虫ペダルのアニメを見たときに影響を受けて購入し、その後一人暮らしを始めてからほとんど使わなくなってしまったロードバイクがあるのですが、これを配達の為に修理しようと思ったら、その修理費用も経費になります。
そういった部分もUberEATS配達員は「オタク向け」の副業だなと思った所以です。
STEP 3:現場付近でアプリをON!
ライブ前に配達をする場合、現場付近の繁華街まで行ったらアプリを起動して、「オンライン」にします。そしてしばらく待機していると依頼が来るのですが、その時々の需要によって配達以来の来る来ないは本当にまちまちです。
来ない時は1時間待っても2時間待っても来ない場合もありますので、ただひたすら待つのはとても辛いです。
自転車等の交通手段があればもう少し依頼が来やすいのかもしれませんが、徒歩での配達をあえて選んでいる以上、泣き言は言えません。
暇なら暇なりに、オンラインにしたままひたすら直近で撮ったライブ写真の現像をしたりアップをしたり、ブログの記事を執筆したり、色々とやることはあります。
作業を進める中で依頼の音が聞こえたら動き出せばいいのです。
そして、徒歩だからこそ通れる駅の連絡通路や歩道橋など、土地勘があるからこそ使える裏ルートなども駆使出来て、本当に「ミッション」をこなしているという感覚で楽しくやれています。
機材バッグで本当に大丈夫?よくある不安への回答
全然問題ありません。むしろ徒歩UberEATS配達員の場合、両手が空いていることがとても重要なので、むしろどこかに預けられるなら手ぶらにモバイルバッテリーをポケットに忍ばせる程度の軽装の方がストレスなく稼働できると思います。
「個人事業主」という最強の盾を手に入れる
経費の魔法: スマホ代、モバイルバッテリー、さらには「あの装備」まで?
UberEATS配達員は雇用ではないため、個人事業主という扱いです。
その為、配達をするのに必要な費用は経費という扱いになります。
交通費が経費に出来るというのを一番の目玉としてこの副業を選びました。
しかし、それだけではないのです。
- スマホ関連:アプリ上で注文の管理をする以上、スマホの通信費、専用で用意するのであれば端末台、モバイルバッテリーの購入費用なども経費に出来るでしょう。
- 装備品:徒歩で配達する私のような配達員の場合、配達専用として使うスニーカーなら経費として計上できる可能性があります(※プライベートと併用する場合は、使用割合に応じて『家事按分』するのが一般的です)。
あの地獄の雨を乗り切るためのレインコート(買えばよかった・・・)も配達にしか使わないと思うのでほぼ100%経費になります。 - 備品:ウバッグのスペースが余って商品が転倒しそうな場合、固定するために緩衝材やタオルを購入したらそれも経費になります。
- 事務:確定申告に必要な会計ソフトのサブスク費用なども経費にすることが出来ます。
先述の通り自転車の修理代や配達用のバッグ、さらにはバイクで配達するという方はバイクの購入費用やガソリン代も経費です。プライベートと併用する場合は「家事按分(あんぶん)」をいう考え方が必要ですが、これを意識するだけで「ただ稼ぐ」以上のメリットが生まれます。
節税メリット: 副業を始める=自分の推し活を守る「防壁」を作ること。
本業で会社員をしている場合、副業の所得が年間で20万円以上稼がなければ、確定申告は不要です。
つまりUberEATS配達員を副業として稼いだお金はまるまる自由に使えるお金になってくるという事です。
しかも、ライブに行くための交通費をうまく配達をするための経費と相殺していくことが出来れば、20万円以上の金額が推し活費用に出来るのです。
経費についての考え方は以前、アイドルが経費に出来る物を考えた記事でも取り上げています。
アイドルとオタクのための確定申告のススメ~意外と知らない必要経費~
項目は違いますが、「仕事をする上で必要な物にかかるお金」が経費という考え方は同じですので、この考え方を持っていると色々とアイデアが湧いてくるかもしれません。
まとめ:恥を誇りに。推しを支える「足腰」を作ろう
「副業は恥ずかしいことじゃない。推しを一生全力で支え続けるための『覚悟』だ」
正直初めのきっかけは恥ずかしいものでした。ですが、こうして副業を始めてみて思うのは、推しメンの事が好きだから、ずっと会いに行ける関係でいたいからこそ、副業をしてでも稼ごうと決意できたということ。
推しメンに「この後ちょっとミッションこなしてくる」と特典会で報告をしつつ、会場を出てアプリをオンラインにしたとき、なんだかちょっと誇らしいような気持ちになりました。
カメコは推しの目の前に、一番シャッターチャンスに近い場所に「立ち続ける」足腰が大事
徒歩でUberEATS配達員としての活動を続けると、エリア内を縦横無尽に歩き続けることになるため、自然と足腰が鍛えられてきます。場合によってはコンビニからペットボトル10本以上の配達を徒歩でやるようなこともあり、そんな時は上半身も鍛えられます。
推し活の合間に推し活費用を稼ぎ、推し活に必要な筋力までついてしまう、まさにカメコにとっては理想的な副業と言えるでしょう!
是非一緒にフードデリバリー配達員をやりませんか?
ここまでの私の体験談を読んで、フードデリバリー配達員で稼いでみたい!推し活費用を経費にしたい!と思ってくださった方がいれば、是非まずは以下のロケットナウ配達員から始めてみてください!
こちらもUberEATS配達員と同じく徒歩での配達が出来る数少ないフードデリバリー配達員のお仕事になります。
もちろんUberEATS配達員も紹介制度があるのですが、こちらに関しては一対一で招待を送るのが推奨されており、記事本文に貼ることが出来ません。
ご連絡をいただければ紹介コードを送らせていただきますので、お問い合わせページより、お気軽にご連絡ください!





